8月14日 アメリカ、シンシナティで開催されているウェスタン&サザン・オープン。男子はATPマスターズ1000、女子はWTAプレミア 5、トッププレーヤー全員が出場義務のある男女共催大会。
女子シングルス1回戦が行われ、第17シードの大坂なおみ(日清食品)が世界31位のマリア・サカリ(ギリシャ)に3-6、6-7(8)で敗れた。
二人の対戦はこれが2度目、最初の対戦は大坂が優勝した今年3月のBNPパリバ・オープン4回戦。そのときは大坂が6-1、5-7、6-1で勝っていた。
サカリは、先々週サンノセで行われたWTAツアー・プレミア大会、シリコン・バレー・クラシックで準優勝している上がり調子の23歳だ。
「今日は(先週よりも)良いテニスができた。が、相手が素晴らしいプレーをした。(前回対戦した時より)ミスもしてくれなかった。」と大坂。第2セットでは4-5で2本のマッチポイントをしのぎ、タイブレークまで持ち込み、3度のセットポイントを掴み、良いテニスをしていたのだが。
女子ダブルス1回戦では青山修子(近藤乳業)/マロザワ(ベラルーシ)組がガブリロワ(豪州)/コンタベイト(エストニア)組を6-4、6-0で下し、2回戦に進んだ。
錦織圭対世界3位のS・ワウリンカ(スイス)の試合は15日の19時からのナイトセッション、日本時間では16日の朝8時から始まる予定だ。
大坂なおみ 試合詳細
第1セット
大坂のキープで始まる。
第2ゲーム、デュースに持ち込むが、ブレークできず。
第5ゲーム、サカリにブレークされ2-3。
第7ゲームもデュースの末にブレーク・ポイントを握られたが、3本のブレーク・ポイントをしのぎ、キープ。
第9ゲーム、大坂サーブ3-5、サカリに再びブレークされ、第1セットを3-6で落とす。
第2セット
第2ゲーム、大坂は30-40のピンチをしのぐ、1-1。
3-3、大坂、この試合で初めて2回のブレーク・チャンスを握ったが、サカリにキープされる。
4-5、大坂のサーブ、15-40とマッチポイントを握られる。
が、デュースの末にキープ。
タイブレーク
5-5、ラリー戦、サカリのショットはロング、6-5で大坂なおみがセットポイント。
サカリ サービス・エースで6-6。
大坂のフォアのクロスはエースになり、7-6と、2度目のセットポイント。
大坂、フォアをネットし、7-7。
攻めた大坂8-7と3度目のセットポイント。
大坂のフォアがロングになってしまい、8-8。
12回目のショットはネット、8-9でマッチポイントを握られる。
攻めた大坂だがバックのストレートはワイド、タイブレークを8-10で落とし敗れてしまった。
$6,335,970(賞金総額7億円) ATP1000 シンシナティ
優勝賞金:$1,088,450(約1.2億円)
フェデラー、A・ズベレフ、デルポトロなど出場。ナダルは体調不良で不参加
トップ8シードは1回戦はbye(免除)、2回戦から。
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予選ドロー
(記事塚越亘/塚越景子 photo佐藤ひろし/TennisJapan)