8月15日 アメリカ、シンシナティで開催されているウェスタン&サザン・オープン。男子はATPマスターズ1000、女子はWTAプレミア5、トッププレーヤー全員が出場義務のある男女共催大会だ。
2回戦が行われ、錦織圭(日清食品)は、元世界3位、現151位のスタン・ワウリンカ(スイス)に4-6、4-6のストレートで敗れた。
錦織、第1セットは先にブレークし、4-1と快調に見えたが、そこから7ゲーム連続で取られる。第2セットも追う展開。第7ゲームでは2度のブレーク・ポイント、第9ゲームは2度のマッチポイントをしのぎ、挽回のチャンスを待つが、第10ゲームをラブでキープされ力尽きた。
第3シードのA・ズベレフ(ドイツ)がトロントの1回戦で錦織を破ったロビン・ハーセ(オランダ)に7-5, 4-6, 5-7と逆転負けした。
男子ダブルス2回戦でマクラクラン勉/ミドルコープ(オランダ)組は敗れた。
錦織の次の大会は27日から始まるUSオープンの予定だ。
錦織圭試合詳細
ワウリンカ、この試合が始まる前日にUSオープンにワイルドカードでの出場が決まった。良い気持ちで錦織との試合に臨めるだろう。
錦織のサーブで始まる。
第4ゲーム、ワウリンカのサーブ、30-0から錦織はバックのチョップショットなど4ポイント連続で取り、ブレーク3-1とする。
15でキープ、錦織4-1だ。
第7ゲーム、錦織のサーブ。12回目のショット、バックのダウン・ザ・ラインをワウリンカに決められ、0-40。
フォアをふかし、ラブで錦織はサーブを落とした。(錦織からまだ4-3)
4-4、錦織のボレーをロブで返すワウリンカ。錦織のスマッシュを拾い返し反撃。ブレークに成功する。
錦織4-1とリードしていたが、4-5となってしまった。
ワウリンカ 40-0からダブルフォルト
ドロップ・ショットを決め40-30と錦織粘る。
40-30からTへサービス・エースを決められる。
4-1から5ゲーム連続で取られ、4-6で第1セットを落とす。
第2セット
ワウリンカにバックのクロスパスを決められ30-30。
そこから2本のミスで最初のサーブを落とす。0-1
サーブをキープされ、0-2。7ゲーム連取されている。
15で錦織キープ1-2、ここから反撃なるか。
錦織はワウリンカのセカンド・サーブをフォアに回り込み、リターンをするがネット。
その後リターンを叩くがロング。2ポイントは取ったが、サービス・エースを決められ、1-3に。
ワウリンカの攻撃に耐え15で2-3とキープ。
ワウリンカはラブでキープし、4-2とリード。
錦織、短いフォアを2本ネット、0-30
30-30とするが、攻められ30-40とブレーク・ポイントを握られた。
2度のブレーク・ポイントをしのぎ、3回目のデュースの末にしぶとくキープした。錦織3-4。
3-5、錦織のサーブ、30-0から3ポイント連続で落としてしまい、マッチポイントを握られる。
デュースに持ち込むが、パスを決められ、2度目のマッチポイント。
そこをしのぎ、3度のデュースの末に苦しみながらも、4-5とキープした。
ワウリンカのサービング・フォ・ザ・マッチ
ナイスサーブからの攻撃テニスで40-0とマッチポイント
バックのリターンは押さえがきかずにロング
挽回を試みるがワウリンカにストレートで敗れてしまった。
$6,335,970(賞金総額7億円) ATP1000 シンシナティ
優勝賞金:$1,088,450(約1.2億円)
フェデラー、A・ズベレフ、デルポトロなど出場。ナダルは体調不良で不参加
トップ8シードは1回戦はbye(免除)、2回戦から。
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予選ドロー
(記事塚越亘/塚越景子 photo佐藤ひろし/TennisJapan)