9月3日 USオープン 大会8日目。

男子4回戦が行われ、錦織圭(日清食品)が、ドイツのP・コールシュライバー(34歳)を6-3、6-2、7-5で下し、USオープン3度目の8強入りを果たした。

第1セット、お互いにブレーク後の第4ゲームで錦織がブレークに成功し3-1とリード、そのまま錦織が6-3で取る。
第2セットは錦織が第1ゲームをいきなりブレークし、第5ゲームもブレーク6-2と連取した。
第3セットも第7ゲームを錦織がブレークし5-4。サービング・フォ・ザ・マッチで30-0と勝利まで2ポイントと迫ったが、ブレーク・バックされる。
続く第11ゲームはコールシュライバーの30-0だったが、錦織がデュースに持ち込み、またブレーク。
6-5のゲームは錦織がサービスをキープしてストレート勝ちを収めた。
「暑くて大変だった。判断力がどんどん奪われていくのを感じていた」。勝利が決まると思わずコートに両手をついてへたり込んだ。

準々決勝では、2014年USオープン決勝を戦ったチリッチ(クロアチア)と対戦する。
錦織圭vsチリッチ対戦成績は錦織から8勝6敗

4年前の決勝では3-6, 3-6, 3-6のストレートで敗れている。
「あの時はとてもナーバスになった。同世代でジュニア時代から知っている彼と戦うのは常に大きなチャレンジ」とリベンジに燃えている錦織圭だ。

錦織圭
インタビュー

「サービスは良かった。大事なポイントで今日はフリーポイントが多かった。欲を言えばセカンドがもう少し跳ねて、攻められないようにしたい。そうするとリターンゲームに余裕が生まれてくる」

「バックダウンザラインは最初から意識していた。今日の相手には使えるときにはなるべく打っていこうと思っていた。」

「1試合ずつ、自信もついてきた。どの試合も良くなってきた。期待はされるけど、今日のように1ポイントずつ戦うことが上に行けるチャンスが出てくる。この調子で行きたい。」

「今日は暑い中、大変だった。
試合前はそんなことはないと思ったけど、試合が始まるとあれだけ直射日光が当たり続けるので暑かった。
全ポイントを集中するのは難しい。判断力が鈍っていく。長いポイントで彼も自分も体力と集中力が奪われる。彼もいつもしないミスをしていた。久しぶりにきついと思う試合だった」

「ケガから復帰して、ネガティブな感情があって、、、それをどうやって減らしていけるか?考えて考えて今やっとなくなった。
ガッツポーズなどで自分を奮い立たせて、悪いところを見ずにアグレッシブな動作は必要になってくる。強い気持ちで攻撃して振り切れないといけない。ネガティブな気持ちが出ないようになったと思う」

「メンタル面を取り組んでいることはたくさんある。この夏、良くなかった時にも自信をつけてくれたり、ポジティブにチーム全体がいてくれる」

「なるべく相手に時間を与えないようにしないといけない。途中、固くなってしまいそれができない時間も正直あった」

「5-5の時には、落としてもいいやというぐらいの気持ちでリターンを打っていけた。ガムシャラに次のポイントを考えて、ブレークできた。その後は、冷静にプレーした。
もうろうとしていたが、コートの中に入って打つことを一番頭に入れてやっていた」

2018 USオープン


ストレート勝利だったが、苦しい勝利だった

記事塚越亘、塚越景子、森下泰、西谷明美 写真佐藤ひろし/TennisJapan