USオープン 9月6日 大会11日目

準決勝が行われ、大坂なおみ(日清食品)が、昨年準優勝の14位、23歳のマディソン・キーズ(米国)を6-2、6-4で下し、日本女子プレーヤーとして初のUSオープン(グランドスラム大会)の決勝に進出する快挙を成し遂げた。
セリーナに憧れてテニスを始めた大坂。もう一つ勝てば、その憧れのプレーヤーとUSオープン決勝という大舞台で戦える。その気持ちが13度あったブレーク・ポイントをしのがせたのだろうか。

第1セットの第4ゲーム、大坂サーブで0-40のピンチを招く。ファースト・サーブはフォルト、セカンド・サーブはやっとネットをこすって入り、レットになる。ダブルフォルトだったら1-3になっていた。4度あったブレーク・ポイントを大坂がしのぎ、2-2とする。そこからは第2セットの最初のゲームまで5ゲーム連取する。

第2セットの第2ゲームは8度のデュースが繰り返された。13分かかったそのゲームは、どちらに転んでもおかしくない、20回近くのラリー戦もあったが、大坂は6度のブレーク・ポイントをしのぎキープする。
大坂は合計13回あったピンチをことごとくしのぎ、1度もブレークされず、このリードを守って勝利を手にした。

2016年の3回戦ではファイナル・セットを5-1とリードしながら逆転された因縁の相手。その時は攻めに攻めて自滅したが、今回は攻め急ぐことなく、「すごく走った。疲れた。すごく頑張った」と我慢のテニスで雪辱した。

決勝では憧れのセリーナ・ウィリアムズ(米国)と対戦する。セリーナはグランドスラム大会で23回優勝している。

大坂なおみ
コート上インタビュー

「チーム、そして観客のみなさんありがとう」

13回のピンチをどうしのいだのですか?
「どうしてもセリーナとやりたかった」

最後のゲームはどんなことを考えていたのですか
「ダブルフォルトしないように」

チームにはどんなメッセージを
「ママ、やったよ アイラブユー」

憧れのセリーナには?と聞かれ
「アイラブユー」とはにかみながら答え、観客をわかせていた。

<<女子準決勝>>
◎S.ウイリアムズ(USA) 63 60 ●セバストワ(LAT)
◎大坂なおみ 62 64 ●キーズ(USA)

<<準々決勝>>
◎S.ウイリアムズ(USA) 64 63 ●Ka.Pliskova(CZE)
◎セバストワ(LAT) 62 63 ●スティーブンス(USA)
◎キーズ(USA) 64 63 ●スアレス ナバロ(ESP)
◎大坂なおみ 61 61 ●ツレンコ(URK)
女子ドロー

賞金総額60億円:2018 USオープン

シングルス賞金(男女同額)
優勝:$3,800,000(4.2億円)
準優勝:$1,850,000(2.1億円)
ベスト4:$925,000(1億円)
ベスト8:$475,000(5300万円)
4回戦:$266,000(3000万円)
3回戦:$156,000(1740万円)
2回戦:$93,000(1040万円)
1回戦:$54,000(600万円)

セリーナとやりたい一心で戦った 大坂なおみ

2018 USオープン

記事塚越亘、塚越景子、森下泰、西谷明美 写真佐藤ひろし/TennisJapan