大坂なおみ(日清食品)が出場する 東レ・パンパシフィック・オープンのドローができた。
USオープンに優勝した大坂なおみの凱旋(がいせん)試合の対戦相手は、2014年オーストラリアン・オープン準優勝のドミニク・チブルコバ(スロバキア)になるだろうか?
大坂は第3シード、トップ4シードの1回戦はなく2回戦が初戦。チブルコバ対予選勝者の勝ち上がりと対戦することになった。
チブルコバは29歳、身長は160cmと小柄だが、強力なフォアが武器。最高ランキングは4位(2017年3月)。今年のウィンブルドンでは8強、全米では16強になっている。
ツアー8勝。その内の一つは、大坂が今年の目標としているシンガポールで行われるツアー最終戦、2016年のWTAファイナル。その年のUSオープンチャンピオン、No.1だったケルバーを決勝で破って優勝している。
順当に勝ち進めば、準々決勝は第8シードのストリコバ(チェコ)、準決勝は第2シードのウォズニアッキ(デンマーク)との対戦となる。
大坂の初戦は19日(水)か20日(木)になるだろう。
大坂まり
予選敗退
大坂なおみの姉、まりは予選1回戦で156位のアントニア・ロットナー(ドイツ、22歳)と対戦。競り合うものの、3-6、6-4、3-6で敗れた。
まりは22歳、世界ランク344位、最高位は今年5月の280位。主にツアーの下部大会に転戦している。
なおみとは幼少期から競ってテニスの腕を磨く。なおみにとって2歳上のまりには15歳まで一度も勝てなかったと言う。
第1セットを落とす。第2セット、3-0の時、大坂なおみ、両親、バイン・コーチなどチームが応援に現れる。第2セットを奪い返しファイナル・セットに。
しかし、2-3の第6ゲームで自分のサーブを落とし、先行される。4度のマッチポイントを逃れるが、最後はリターンがネットし敗れた。
記事:塚越亘 塚越景子 写真 伊藤功巳/TennisJapan