10月11日(木) 上海マスターズ

3回戦が行われ、錦織圭(日清食品)がアメリカのサム・クエリー(31歳)を7-6(7)、6-4のストレートで破りベスト8入りを決めた。
お互いにサービスキープ、第1セットはタイブレークで錦織がとる。第2セットもサービスキープが続くが、最後のゲームを錦織がブレークして勝利した。

ダブルスの2回戦、マクラクラン勉/シュトルフ組は前週の楽天ジャパン・オープン決勝で破ったクラッセン(南アフリカ)/ビーナス(ニュージーランド)組に3-6、3-6で敗れた。

錦織の準々決勝の対戦相手は第1シードのロジャー・フェデラー(スイス)。二人の対決は12日(金)、現地時間20時(日本時間21時)ごろになるだろう。

<<準々決勝>>
8]錦織圭 vs 1]フェデラー(SUI)
13]チョリッチ(CRO) vs エブデン(AUS)
4]ズベレフ(GER) vs 11]エドムンド(GBR)
2]ジョコビッチ(SRB) vs 7]アンダーソン(RSA)
ドローPDF

錦織圭対フェデラー 対戦成績は2勝5敗
21時ごろから生放送

NHKBS
増田健太郎解説
ガオラ
解説:佐藤武文、茶圓鉄也、MCは土屋和彦

錦織圭
3回戦詳細

錦織とクエリーの対戦成績は錦織の6勝4敗

1-1、クエリーのサーブで30-40と錦織が先にブレーク・チャンスを掴む。
クエリーはキープする。

2-3、錦織のサーブ、ダブルフォルトでブレーク・ポイントを握られるが、錦織もキープ3-3とする。

第1セットはお互いにサービスキープでタイブレークに

タイブレーク

錦織が第1ポイントをミニ・ブレーク。
しかし第2ポイントをミニ・ブレーク・バックされる。

5-5、錦織のサーブ、クエリーのクロスのリターン、錦織はフォアをネットし、5-6とセットポイントを握られる。

クエリーのサーブ、錦織はリターンを叩き、6-6と追いつく。
クエリーのナイスサーブだが、錦織はバックのパッシング・ショットを決め、7-6とセットポイント。

錦織のサーブ、クエリーがフォアに回り込みリターン・エース級で7-7とする。
ロブ、そして攻撃し8-7と2度目のセットポイント。

クエリーはフォアはネット、9-7で錦織がタイブレークを取った。

第2セット

1-1、錦織は0-30と苦戦するがデュースも持ち込みキープ、2-1とする。

今度はクエリーのサーブで0-30とピンチになるが、3度のデュースの末に2-2とキープする。

お互いにキープが続く。

4-5、クエリーのサービス。
サービス・エース級のサーブを錦織はリターンし相手のミスを誘い、15-40とマッチポイント。

2度目のマッチポイント、8回目のショット、クエリーのバックはロング。
勝負どころで集中力とレベルを上げた錦織が見事に勝利した。

上海マスターズ
ATP1000上海マスターズ

<<3回戦>>
◎8]錦織圭 76(7) 64 ●サム・クエリー(米)

<<2回戦>>
◎8]錦織圭 36 60 63 ●Y.Wu(CHN)
シングルスドローnet版

ダニエル太郎予選決勝ラウンド進出したが
シングルス予選ドロー

マクラクラン勉/シュトルフ組16強
ダブルスドロー

ジャパンオープン準優勝上海マスターズも8強と錦織の調子は良い

記事塚越亘/塚越景子 写真by Isami Ito TennisJapan