11月17日、神戸、ブルボンビーンズドームで行われている $50,000 ATPノアチャレンジャー

20歳、ATPランキング236位の綿貫陽介(日清食品)が第1シードでATPランキング80位の西岡良仁(ミキハウス)を6-0 4-6 7-5で破り決勝に進出した。

決勝では第2シード、ATPランキング163位の伊藤竜馬(北日本物産)と対戦する。伊藤は準決勝で第6シードの内山靖崇(北日本物産)を4-6 6-0 6-4の逆転で勝利した。

綿貫陽介
格上先輩プレーヤー連破!

<<準決勝>>
◎7]綿貫陽介 6-0 4-6 7-5 ●1]西岡良仁

綿貫、準々決勝では202位の先輩プレーヤー、添田豪(GODAI)を6-4 6-4で破っている。

試合はファイナル・セットに縺れた。

綿貫のサービス・エースが決まらない時はだいたい20回以上のラリー戦が続く。

西岡が先にブレークしたが、すぐにブレーク・バックされる。

4-4、サービス・エース3本で綿貫が5-4とリードする。

西岡もキープで5-5。

綿貫、40-15から幼児の泣き声など気にしてデュースになるが、6-5とキープ。

西岡、40-15、タイブレークに縺れるか?と思われたがデュースに。
ダブルフォルトで最初のマッチポイントを握られる。

拾われ、パスを決められたかというボールを2回、3回と西岡はネット際でカバーする。

2度目のデュースで2本目のマッチポイントを綿貫に握られた。
ラリー戦後、フォアのドロップ・ショットを選ぶがそれが、ワイド。
綿貫陽介が格上の先輩プレーヤーを破り決勝に進出した。

伊藤竜馬逆転勝利!

今年の全日本チャンピオンの伊藤竜馬 決勝進出


<<準決勝>>
◎2]伊藤竜馬 4-6 6-0 6-4 ●6]内山靖崇

ファイナル・セットにもつれる。

1-1、伊藤0-40からデュースにするが、伊藤はサーブを落とす。

内山3-1とキープし、3-1とリードする。

3-2、内山のサーブ、5回目デュースでブレーク・ポイントを握られた。
伊藤はイージーボレーをネットしてしまう。

デュースは6回、内山のラリー戦がロングになり、3-3とイーブンになる。

内山 ブレーク・ポイントを握られた4-3とキープ

伊藤、ラブで5-4とキープ。

内山のサーブで0-40とマッチポイントを伊藤に握られた。
しかし伊藤はリターンをネット、
内山はサーブ&ボレーそしてボレーでデュースに持ち込む。

デュースの数は5回、7つのマッチポイントを内山はしのぐいだが、
8つ目のマッチポイント、13回続いたラリー戦をロングにしてしまった。
伊藤が2時間半の激戦に逆転勝利、決勝に進出した。

<<シングルス決勝>>
7]綿貫陽介 vs 2]伊藤竜馬

<<準決勝>>
◎7]綿貫陽介 60 46 75 ●1]西岡良仁
◎2]伊藤竜馬 46 60 64 ●6]内山靖崇

<<シングルス準々決勝>>
◎1]西岡良仁 61 36 64 ●8]S.KWON(KOR)
◎7]綿貫陽介 64 64 ●4]添田豪
◎6]内山靖崇 63 62 ●3]守屋宏紀
◎2]伊藤竜馬 62 63 ●Y.CHUNG(KOR)

<<ダブルス決勝>>
添田豪/LI(CHN) vs 2]OLIVEIRA(POR)/SANTILLAN(AUS)

<<準決勝>>
◎添田豪/LI(CHN) 61 46 [10-7] ●8吉備雄也/仁木拓人
◎2]OLIVEIRA(POR)/SANTILLAN(AUS) 不戦勝 ●12内山靖崇/上杉海斗
シングルス&ダブルス・ドローPDF
シングルス・ドローnet版
予選ドロー

生中継視聴可能
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決勝に進出した綿貫陽介


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記事:塚越亘/塚越景子 写真:ノア インドアステージ