11月18日、神戸、ブルボンビーンズドームで行われている $50,000 ATPノアチャレンジャー

決勝が行われ、伊藤竜馬(北日本物産)が綿貫陽介(日清食品)を3-6 7-5 6-3で下し優勝した。
伊藤のATPチャレンジャー優勝は2012年5月の釜山チャレンジャー以来。
チャレンジャー通算7勝目をあげた。決勝では10度敗れていたが連敗に終止符をつけた。
伊藤、11月の全日本テニス選手権では2013年以来5年ぶり2度目の優勝を飾っている。

「皆さんの応援ありがとうございました。
2012年振りの優勝で本当に嬉しいです。
全日本に続いて2大会優勝でき今年は良い終わり方ができました。

ここ1ヶ月アグレッシブでいいプレーができているので、
また来年グランドスラム本戦と100位以内に入る様に頑張ります!」伊藤竜馬
伊藤竜馬ATPデーター
伊藤竜馬ITFデーター

伊藤竜馬
2012年ぶりのチャレンジャー優勝!

<<シングルス決勝>>
◎2]伊藤竜馬 3-6 7-5 6-3 ●7]綿貫陽介

二人の対戦成績は1勝1敗。
初対戦は2016年11月の豊田チャレンジャー2回戦、伊藤が6-4 6-4で勝った。
二度目は今年9月の楽天ジャパンオープンの予選決勝ラウンド、その時は綿貫が6-2 6-4で勝利、本戦でも2回戦に進む活躍をしている。

ファイナル・セットに連れる

第2セットを取り返した伊藤が3-0とリードする。

綿貫もそこから3-3と挽回する。

3-3、伊藤のサーブ15-40、綿貫はブレーク・ポイントを握った。
「長いデュースが続きましたが、なんとかキープできました。
このゲームがキーだったと思います。」と伊藤自身がゲームを振りかえ言うように。
伊藤がしぶとくデュースを繰り返し4-3とキープする。

綿貫は気落ちしたか?そこを付いた伊藤がブレーク5-3とリードする。

5-3、伊藤のサービング・フォ・ザ・マッチ、綿貫のリターンはワイド、40-0とマッチポイント。
伊藤はフォアの逆クロスを深くつき、見事勝利、優勝した。

兵庫ノアチャレンジャー
会場:ブルボンビーンズドーム
日程:予選11/10,11 本戦:11/12~11/18

<<シングルス決勝>>
◎2]伊藤竜馬 36 75 63 ●7]綿貫陽介

<<準決勝>>
◎7]綿貫陽介 60 46 75 ●1]西岡良仁
◎2]伊藤竜馬 46 60 64 ●6]内山靖崇

<<準々決勝>>
◎1]西岡良仁 61 36 64 ●8]S.KWON(KOR)
◎7]綿貫陽介 64 64 ●4]添田豪
◎6]内山靖崇 63 62 ●3]守屋宏紀
◎2]伊藤竜馬 62 63 ●Y.CHUNG(KOR)

ダブルス優勝


<<ダブルス決勝>>
◎2]OLIVEIRA(POR)/SANTILLAN(AUS) 26 64 [12-10] ●添田豪/LI(CHN)

<<準決勝>>
◎添田豪/LI(CHN) 61 46 [10-7] ●8吉備雄也/仁木拓人
◎2]OLIVEIRA(POR)/SANTILLAN(AUS) 不戦勝 ●12内山靖崇/上杉海斗
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シングルス・ドローnet版
予選ドロー

全日本人ATPランキング(2018/11/12付け)

記事:塚越亘/塚越景子 写真:ノア インドアステージ