1月2日 錦織圭(日清食品)の2019年度初のシングルスが行われ、錦織はアメリカのD・クドラ(63位)を7-5、6-2で破りベスト8に進出した。

予選を勝ち上がった内山靖崇(北日本物産)も、第3シードで昨年の全豪で4強になったK・エドムンド(英国)を7-6(6)、6-4で破る金星を上げ、自身初のツアー8強入りを決めた。

早くからブリスベン入りして調整をしていた第1シードのR・ナダル(スペイン)だったが、欠場を発表。ダニエル太郎(エイブル)がラッキールーザーとして入った。ダニエルはソンガ(仏)と2回戦を戦う。

錦織圭 今年は何か特別な年にしたい!
準々決勝はディミトロフ

クドラをストレートで破り8強入りした錦織、「第1セットは相手のプレーも良く苦労したが、今年初めての試合としてはいいプレーができた。
今年は何か特別な年にしたい」と燃えている。

クドラの弾丸サーブに手こずり、5-5までは競り合うものの、第11ゲームをブレーク。結局1度もブレークポイントを与えずに快勝した。

準々決勝では、第6シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦する。対戦成績は錦織の4勝1敗。その1敗は2017年ブリスベン国際決勝、フルセットで敗れた。2017 ブリスベン国際準優勝の記事

予選突破の内山靖崇
ツアー初の8強!

第3シードのエドモンドを破った内山靖崇

予選を勝ち上がった内山の快進撃が続く。昨年の全豪で4強になった14位のK・エドムンド(英国)をストレート勝ち。
「自分が良いプレーできれば、どんな相手にも勝てる」と感じる。自信をつけている内山は準々決勝ではシャルディー(仏)と対戦だ。
錦織圭対内山靖崇の準決勝が実現するか?

1月3日は
日本人プレーヤーの日!

1月3日は日本デーだ。錦織、内山の準々決勝だけではなく、大坂なおみ(日清食品)の準々決勝も行われる。
1月3日オーダー・オブ・プレー
センターコートのオープニングではラッキールーザーのダニエル太郎の2回戦、続いて内山、大坂と入り、19時からのナイトセッションでは錦織の試合がある。穂積絵莉(日本住宅ローン)のダブルス準々決勝も1番コートに入った。

2019年初試合初勝利


1月14日(月)からは2019年度最初のグランドスラム大会である全豪オープンが始まる。

記事:塚越亘/塚越景子 写真 H.Sato/TennisJapan