1月15日 全豪オープ 大会2日目 今日は朝から暑い。昨日より暑く、37度になると言う。

錦織圭(日清食品)の1回戦が行われ、錦織は予選勝者でグランドスラム大会本戦初出場のK・マイクシャク(ポーランド)の素晴らしいプレーに2セットダウン。ほとんど負けかけていた。
ダニエル太郎(エイブル)も予選勝者のT・コキナキス(オーストラリア)と対戦し、第1セットを落とし劣勢だった。
ところが、錦織の対戦相手は2セット取ったところで、ガス切れ、第3セットに入ると全身痙攣に襲われる。ダニエルの対戦相手は、第1セットこそ取ったが、後半からサービススピードが時速140km以下と、肩を痛めてサーブが打てなくなってきていた。
錦織、ダニエル共に崖っぷちからの勝利を掴かみ、2回戦に進出した。

錦織圭 崖っぷちから勝利

<<男子1回戦>>
◎錦織圭 3-6 6-7(6) 6-0 6-2 3-0棄権 K・マイクシャク

マイクシャクはグランドスラム大会の予選に挑戦すること5回、これが初めての本戦入り。ツアーの主戦場はチャレンジャー、昨年の中国でのチャレンジャー予選では守屋宏紀に負けていたりしている。
初のトップ10との対戦だが、錦織の攻撃的なテニスにピッタリとリズムが合ってしまったのか、ウィナーを連発し、第1セットを取ると、第2セットも先にブレーク、追いつかれ、タイブレークではセットポイントを錦織に握られるが決して176位とは思えないプレーで6-3, 7-6(6)と2セットアップ。大番狂わせが起こるのではと言う雰囲気が漂う。

ところが、第2セットに入り、第2ゲームから突然痙攣が襲う。最初はサーブをする手に、そして脚に。どうにか戦おうとするが、ファイナル・セット0-3となったところで錦織に握手を求めた。

錦織圭
インタビュー

「自分の動きが悪かったとは思わない。
彼のプレーが良かった。プレッシャーがなく思い切りプレーしていた。
第1セットと第2セット、チャンスでなかなか取れなかった。
自分のプレーはそんなに悪くなかったので、第3セットは落ち着いてプレーしようと思っていた。」

「自分のプレーが彼に合っていると感じた。あれだけのプレーをしてきたのはすごいと思う。
強くなりそうだと思う。正直、ビックリした。」

「先にブレークしていたら、展開が違っていたかもしれない。
サービスが良かった。内容的にはトップ30ぐらいにいてもおかしくないテニスをしていた。
あのテニスが3セット、5セット続いたりするのは結構難しい。
それでもすごくいいテニスをしていたから、あのまま行っていたら危なかった。」

「相手のあのフラット系のボールには持ち上げるのに苦労した。回り込みも大変だった。
バックダウンザラインやディフェンス力もあった。正直、崩し方がわからなかった。」

「ブレークチャンスもあったが、リターンで振り切れない部分もあった。
サービスも、ストロークも修正して次にいきたい。
100点ではないが、70点から80点ぐらいだった。」

「相手のケガ(痙攣)は第5セットには戻ってくると思っていたので、戦う準備をしていた。」
最後まで笑顔を見せることない錦織の会見だった。

2回戦の相手はカロビッチ(クロアチア)に決まった。

ダニエル太郎
インタビュー

全豪オープンでは初の2回戦進出のダニエル太郎

<<男子1回戦>>
◎ダニエル太郎 5-7 4-2棄権 ●T・コキナキス

「第1セットの第3ゲームぐらいから相手のサービスがおかしいと思っていた。
速いサービスをブロックしようと待っていたのに来ないと思った。
ファーストを入れてくる作戦かと思った。」

「相手のストロークは良かったので、頑張って続けていかないと危ないと思った。
サービスを打った後、痛い痛いと言っていて、やりにくかった。」

「ラッキーではあるが、自分が頑張っているからこういうこともあると思う。
ラッキールーザーで2回入ったけど負けることもある。
世の中、何が起こるか?わからない。
ラッキーで勝ったと思ったら、次は自分が足首を捻るかもしれない。
今日のことはハイ!と受け止めて次に行きたいと思う。」

「幸せという感じでもないが、嬉しい。」

「次はシャポバロフと。彼も大きく引くのであまりこの速いコートは好きではないはず。
お互いに好きと思っていない。チャンスはある。」

「西岡選手が勝つと刺激を受ける。
同じコーチなので抜かれるとコーチをとられてしまう恐怖はある。(笑)」

2セットダウン崖っぷちだった錦織圭

記事:塚越亘/塚越景子/森下泰/小林粛 写真 W.Tsukagoshi/CanonEos7D