1月15日 全豪オープ 大会2日目

大坂なおみ(日清食品)が、USオープンチャンピオンとしてセンターコートのナイトセッションに登場、M・リネッテ(ポーランド)を6-4,6-2で破り2回戦に進んだ。リネッテには昨年8月のシティオープン2回戦で、6-2,3-6,6-3とフルセットで敗れていたが。

予選を勝ち上がり、全豪オープン本戦入りの土居美咲(ミキハウス)は88位のM・ブレングル(アメリカ)に4-6, 0-6のストレートで敗れ、2013年以来6年ぶりの2回戦進出とはならなかった。

大坂なおみ
今日はテスト運転?

<<女子1回戦>>
◎大坂なおみ 6-4 6-2 ●M・リネッテ(ポーランド)

「今日は、どのぐらいできるかのテストだった」と言うがストレート勝利、「自分のテニスをとても楽しめた」とわずか58分の快勝をした。

「今までナイトマッチでプレーしたことがない。勝ててとてもハッピー。
皆さん、とてもナイス、拍手や応援をしてくれました。この雰囲気がとても大好き。」

「第1セットは彼女がどんなサービスを打つか?どんなプレーをするか見ていた。
第2セットになって、ステップインして打つ、アグレッシブにプレーしようと思った。」

「たくさんドロップ・ショットを練習してきたので、
試合の中でウィナーを決めるポジションに入った時、相手が後ろに下がると思って、このドロップ・ショットを使うか決めた。」

「多くの人々はトップ10から今度はNo.1と言うけど、私のゴールはそこではない。
私はただこの大会で上手く、楽しくプレーしたいだけ。ランキングのことは考えていない。」

「次の相手のことは知らない。
今まで相手のプレーを見たことがない。明日、たくさん彼女のプレーを研究して考える。」

2回戦の相手は78位のスロベニアのT・ジダンセク(21歳)と初対戦だ。

土居美咲
インタビュー

<<女子1回戦>>
●土居美咲 4-6 0-6 ◎M・ブレングル

厳しい予選を勝ち上がり本戦でプレーした土居美咲


「予選を3試合戦っているので、グランドスラムの緊張はなかったが、ブレングルは凄くリズムが掴みづらく元々好きなタイプの選手ではなかった。」

「昨年はウインブルドン予選すら出られなかった。
グランドスラムの本戦に立てたのは第一目標として良かった。
地道に登っていかないといけない。頑張ります。」

「全豪の2周目(来週)はWTAチャレンジャーに出る。昨年は強い人と戦うことすらなかった。
ツアーに戦える最低限をキープ。予選からでもチャレンジしたい。」

「昨年、前半は自分なりにかなり悩んでいてしんどかった。
上手くいかない連鎖に入っていた。後半は小さい大会にも出始めて、前向きに戦えていた。地道なことだが。」

「なおみちゃん(大坂なおみ)は純粋にすごいと思う。
あの大舞台で臆せず戦える。刺激をもらえる。日本選手が全体的に盛り上がっている。
その中に加わっていきたい。」

大坂なおみ 危なげなく勝利

記事:塚越亘/塚越景子/森下泰/小林粛 写真 H.Sato/W.Tsukagoshi/TennisJapan/CanonEos7D