2月12日 オランダのロッテルダムで行われているATP500大会 ABN AMRO World テニス・トーナメント。
第1シードの錦織圭(日清食品)が36位のP・エルベール(フランス)を3-6,6-1,6-4で破り2回戦に進出した。
錦織にとっては全豪オープン8強以来のツアー公式戦。
2回戦では昨年のウィンブルドン4回戦で対戦した元世界10位のE.ガルビス(ラトビア)、30歳と対戦する。
錦織圭
久々の実戦勝利!
<<1回戦>>
◎錦織圭 3-6 6-1 6-4 ●HERBERT(FRA)
錦織にとっては、1月23日全豪オープン準々決勝以来の実戦。
第1セットは3-3で5度のブレーク・チャンスがあったが取れず。
続く第8ゲームをブレークされ、第1セットを3-6で落とす苦しい出だし。
第2セットに入ると錦織らしいショットも冴え1ゲームしか与えずにセットを取り返す。
エルベールは27歳、シングルス36位、ダブルス4位。ダブルスではマチューと組みグランドスラム大会すべてに優勝している選手だ。
2016年末に行われたエキジビションマッチIPTL国対抗戦では錦織と同じチームに属し練習相手でもあった。
ファイナル・セット
第3ゲームで錦織に30-40とブレーク・チャンスが訪れる。
錦織のショットはラインギリギリに!
「アウト」のコールだったが、錦織はチャレンジ。
スロー再生ではラインにかかっていた。錦織がブレークに成功。
5-4、サービング・フォ・ザ・マッチ。
錦織はスマッシュをネット。
攻められ、ボレーを決められ、15-40とブレーク・ポイントを握られる。
松岡修造が得意としていた、フォアに切れていくサーブで30-40。
ファースト・サーブから逆をつき、デュースに持ち込む。
が、錦織がおしていた27回のラリー戦、エルベールがバックのダウン・ザ・ラインを決め、3回目のブレーク・ポイントを握られる。
2度目のデュース、フォアで攻め切りマッチポイント。
12回目、エルベールのドロップ・ショットがネット。
初戦を突破した。
ATP カテゴリー500:€2,098,480 ATP 500 ロッテルダム
大会会場:Rotterdam Ahoy
期間:02/11 - 02/17/2019
オランダ現地時刻(時差 -8時間)
ライブスコア
<<2回戦>>
1]錦織圭 vs E.GULBIS(LAT)
<<1回戦>>
◎1]錦織圭 36 61 64 ●HERBERT(FRA)
ドローPDF
ドローnet
記事:塚越亘/塚越景子 写真by Wataru Tsukagoshi CanonEos7D/TennisJapan