2月8日から10日まで、実業団の日本一を決める、第33回 日本テニスリーグのファイナルステージが横浜国際プールで行われ、男子は三菱電機が2年連続3度目の日本一になった。

決勝戦は2年連続
三菱電機対イカイ

第1試合は高橋悠介が福田創楽と対戦。
両者は昨年の決勝ではフルセットだったが、今回は高橋が6-3 6-2と完勝する。

続くNo.1の戦いは今季からチームに加入した清水悠太(19歳)が190cmのレフティー、K・キングのサーブを5-5でブレーク、第1セットを取る。その勢いでストレート勝ち。

デ杯で日本を苦しめたリー
橋本総業を3位に!

橋本総業のリー 大活躍

つい1週間前、デ杯日本対中国戦で活躍したリーが今シーズンから橋本総業のNo.1プレーヤーとして活躍した。
その時の記事:デ杯 西岡良仁(リーに6-3 6-2で)敗れる。2勝2敗でむかえた勝負を決める最終シングルスではダニエル太郎と対戦、3-6 7-6(4) 3-6で敗れたが、握手をする時にはダニエルは痙攣に襲われていた。5セットマッチだったらリーが勝っていたかもしれない。

Zhe Li、32歳。全豪オープンはアジア予選に優勝し、全豪オープン1回戦で第32シードのコールシュライバーと対戦。2-6 2-6 4-6で敗れたが最後まで諦めずに淡々と自分のテニスを貫く姿勢は素晴らしかった。その戦う姿勢は日本リーグのプレーヤー達に良い影響を与えてくれるだろう。

第33回 日本リーグ ファイナルステージ
会場:横浜国際プール
期間:2019年2月8日(金)~10日(日)

優勝の三菱電機


<<男子決勝>>
◎三菱電機 3-0 ●イカイ

S2 ◎高橋悠介 63 62 ●福田創楽
S1 ◎清水悠太 75 61 ●K.King
D ◎福田健司/矢多弘樹 63 62 ●市川泰誠/松崎勇太郎

<<3位決定戦>>
◎橋本総業 2-1 ●山喜

S2 ●斉藤貴史 46 26 ◎白石光
S1 ◎Z.li 61 63 ●西脇一樹
D ◎岡村一成/綿貫裕介 64 46 10-7 ●野口政勝/沼尻啓介

ファイナル・セットは10ポイント先取のマッチ・タイブレーク、8-2リードから8-7まで挽回されるが、勝ち切った岡村/綿貫組


ドロー

準優勝イカイ


3位 橋本総業


4位 山喜

<<男子準決勝>>
◎イカイ 3-0 ●山喜
◎三菱電機 2-1 ●橋本総業

<<男子準々決勝>>
◎イカイ 3-0 ●レック興発
◎山喜 2-1 ●あきやま病院
◎三菱電機 2-1 ●エキスパートパワーシズオカ
◎橋本総業 3-0 ●伊予銀行
ドロー

昨年は男子は三菱電機、女子は橋本総業が優勝した。
女子:橋本総業 悲願の日本一
男子:三菱電機 準優勝イカイ

日本リーグまでの道
2018年10月、広島広域公園テニスコートで行われた全国実業団対抗テニストーナメントでの、男子は上位4チーム、女子は上位2チームがテニス日本リーグの出場資格を得ている。

記事:塚越亘/塚越景子 写真 伊藤功巳/tennisjapan