2月11日 実業団日本一を決める、第32回日本テニスリーグ決勝が東京体育館で行われ、男子は三菱電機、女子は橋本総業が優勝した。
男子決勝は三菱電機対イカイ。三菱電機がシングルス二つ取り、3年ぶり2度目の優勝を果たした。
第一試合 3つのマッチポイントから、三菱 逆転勝ち!
〇仁木拓人 6-1 3-6 7-5 ●イム・ヨンギ
第一試合は両チームのNo.2シングルスの試合。
ファイナル・セット、2-5、三菱、仁木のサーブで15-40とマッチポイントを握られる。
そこをどうにかセーブした仁木。
ヨンギ5-3リード、サービング・フォ・ザ・マッチのゲームも40-30とマッチポイントを握られたが、そこから仁木の反撃が始まる。
応援団の大きな声援を味方になんと仁木は5ゲーム連取。
合計3つあったマッチポイントから大逆転勝ちした。
最後はサービス・エースをセンターに決めて、その場にうずくまる。
「マッチポイントは一つしか覚えていませんでした。」と仁木。
2-5の自分のサーブの時、二つセーブしたのを忘れていたと言う。それだけ土壇場になった時にポイント一つ一つに集中できたのだろう。
この大逆転勝利が三菱電機を勢いつけた。
〇高橋悠介 6-1 3-6 6-1 ●福田創楽
高橋悠介は、杉田祐一がヨーロッパツアーで不在の中、「三菱電機のエース」として戦い抜いた。
日本リーグ決勝トーナメント
2月9日(金)~11日(日)
シングルス2試合、ダブルス1試合の合計3試合(同一選手の単複重複参戦不可)で争う団体戦。
2月9日(金)~11日(日)
シングルス2試合、ダブルス1試合の合計3試合(同一選手の単複重複参戦不可)で争う団体戦。
<<決勝>>
〇三菱電機 2-1 ●イカイ
S1 〇高橋悠介 6-1 3-6 6-1 ●福田創楽
S2 〇仁木拓人 6-1 3-6 7-5 ●イム・ヨンギ
D ●駒田和也/黄賢人 6-1 6-4 〇清水悠太/羽澤慎治
<<3位決定戦>>
〇ノア・インドアステージ 2-1 ●レック興発
S1 ●大西賢 6-7(3) 5-7 〇斉藤貴史
S2 〇渡邉聖太 2-6 6-4 6-4 ●中村祐樹
D 〇吉備雄也/華谷宗 7-6(7) 6-3 ●佐藤一平/井原力
決勝トーナメント
〇ノア・インドアステージ 2-1 ●レック興発
S1 ●大西賢 6-7(3) 5-7 〇斉藤貴史
S2 〇渡邉聖太 2-6 6-4 6-4 ●中村祐樹
D 〇吉備雄也/華谷宗 7-6(7) 6-3 ●佐藤一平/井原力
決勝トーナメント
記事:塚越亘/塚越景子 写真塚越亘/伊藤功巳/TennisJapan