インドで行われた女子テニス国対抗戦、フェド杯・アジア/オセアニア・ゾーンⅠ 決勝で日本はカザフスタンを2-1で破り見事優勝した。2年連続準優勝だった日本は、3年ぶりの優勝。

優勝した日本は4月21日、22日に行われるワールドグループⅡ入れ替え戦に進出する。

日本 加藤/二宮組で勝利決める!

<<決勝>>
〇日本 2-1 ●カザフスタン

グループBで一試合も落とさず3戦全勝で決勝に進出した日本(9-0)はグループAを3戦全勝(8-1)で勝ち抜いてきたカザフスタンと対戦した。

第一試合で奈良くるみ(安藤証券)がザリナ・ディアスを7-5, 6-4で破る。
第二試合は両国のエース対決、日比野菜緒(LuLuLun)はユリア・プティンセバに3-6 4-6で敗れてしまう。

勝負は前年と同じ最終戦のダブルスに!
プレッシャーがかかる中、加藤未唯(佐川印刷)/二宮真琴(橋本総業)組がディアス/プティンセバ組を6-4, 7-5で破り、見事優勝した。

フェド杯 アジア/オセアニア・ゾーンⅠ
会場:RK Khanna Tennis Stadium インド、ニューデリー
開催日:2月7日(水)~10日(土)
日本、中国、台湾、香港、インド、カザフスタン、韓国、タイの8チームが2組に分かれて予選リーグを戦い、それぞれの1位が決勝で戦う。
シングルス2試合、ダブルス1試合で戦われる。

予選B組
日本 3-0 (9-0)
韓国 2-1 (5-4)
タイ 1-2 (3-6)
台湾 0-3 (1-8)

〇日本 3-0 ●タイ
〇日本 3-0 ●韓国
〇日本 3-0 ●台湾

予選A組
カザフスタン 3-0 (8-1)
中国 2-1 (4-5)
インド 1-2 (5-4)
香港 0-3 (1-8)
各グループ成績

日本チーム
日比野菜緒(シングルス90位)
奈良くるみ(シングルス102位)
加藤未唯(ダブルス57位)
二宮真琴(ダブルス38位)
監督:土橋登志久
フェド杯は男子デ杯の女子版国対抗戦。
デ杯ではワールドグループは16ヶ国だが、女子は「ワールドグループ」8ヶ国と「ワールドグループⅡ」の8ヶ国に分けられている。

フェド杯 アジア/オセアニア・ゾーンⅠで優勝した日本はワールドグループⅡ入れ替え戦(4月21日、22日)に進出する。

タイ戦、韓国戦を逆転勝ち、日本のNo.1日比野菜緒

記事:塚越亘/塚越景子 写真ITF/RahulGoyal