2月26日 ドバイ・デューティフリー・テニス選手権
1回戦が行われ、錦織圭(日清食品)はフランスのB・ペールを6-4、6-3で破り2回戦に進出した。
錦織がUSオープンで準優勝した翌年の2015年の1回戦で負けてしまった相手がペール。196センチの長身だが、動きが良く、トリッキーなテニスをするくせ者プレーヤーだ。
第1セットの第3ゲームを先にブレーク。しかし第4ゲームで7度のブレーク・ポイントを握られる。
「(第4ゲームで)ブレークされそうだったがそこを踏ん張れたのが大きい。いい試合ができた」と錦織。
そのゲームを14分24秒かかりながらも錦織はキープ。やや荒っぽい試合だったが1時間21分でストレート勝利した。錦織圭 試合後インタビュー
2回戦は21歳以下のATPファイナルであるネクストジェネレーション・ファイナルに出場した77位のH・フルカチュ(ポーランド)と対戦する。その試合は27日の14時(日本時間同日の19時)から。
ダブルスではマクラクラン勉/シュトルフ組が8強になり、準々決勝で、第1シードのマラック(オーストリア)/パビッチ(クロアチア)と対戦する。
錦織圭 手こずるが勝利!
<<1回戦>>
◎1]錦織圭 6-4 6-3 ●B.PAIRE(FRA)
B・ペールは独得なペースでユニークなテニスをする29歳。いつも大接戦になる相手だ。対戦成績は錦織の5勝2敗。
第2ゲーム、ブレーク・ポイントを握られるが錦織がキープ。1-1
すると次のゲームで30-40とブレーク・チャンスが。ペールはダブルフォルトで落とす。
錦織、2-1とリード、一気に行くか?と思われたが、30-40とブレーク・ポイントを握られる。
まだまだ錦織のプレーができない。リズムが悪いのか?ペールがそうしているのか?
なんとこのゲームだけでブレーク・ポイントを7度続けて握られる。
6回のデュースの末にペールの荒いプレーに助けられキープ、3-1とする。
このゲームだけで14分24秒かかる。
5-4、錦織のサービング・フォ・ザ・セット。
ミスが続き0-30となるが、30-30にする。
8回のラリー戦、ペールはミスするとラケットを叩きつける。40-30。
ダブルフォルトのコールがあったが、チャレンジでやり直し。
ドロップ・ショットからボレーを決め、6-4で第1セットを取る。
第2セット
第2ゲーム、ペール、右膝を痛めたか?
2-2、ペールのサーブ、ペールのドロップ・ショットをオープンに返すなど、錦織は15-40とブレーク・チャンスをつくる。
ペールはダブルフォルト。錦織がブレークし3-2とリード。
ペールのサーブ、3-5、15-40とマッチポイント。
フォアの鋭角のクロスにきたボールを錦織は走り、体を目一杯伸ばし拾う。
ひょろひょろときたそのチャンスボールをペールは強打するがネット。
錦織がストレートで勝利した。
錦織圭vsペール ハイライト
ATP カテゴリー500:$2,887,895 ドバイ
会場:Dubai Duty Free Tennis Stadium
期間:02/25 - 03/03/2019
ドバイ 現地時刻(時差 -5時間)
ライブスコア
<<2回戦>>
1]錦織圭 vs H. HURKACZ(POL)
<<1回戦>>
◎1]錦織圭 64 63 ●B.PAIRE(FRA)
ドローPDF
ドローnet
マクラクラン勉/シュトルフ組出場
ダブルスドロー
記事:塚越亘/塚越景子 photo Dubai Duty Free Tennis Championships