2月27日 ドバイ・デューティフリー・テニス選手権

第1シードの錦織圭(日清食品)が22歳位のH・フルカチュ(ポーランド)に5-7、7-5、2-6で敗れた。

フルカチュは77位、この大会はラストイン(最下位で本戦入りしてきたプレーヤー)。しかし昨年のネクストジェネレーション・ファイナル(21歳以下のATPファイナル)に出場した将来性あるプレーヤーだ。

第1セットは5-4のサービング・フォ・ザ・セットから5-7で逆転された。第2セットは取り返したが、5-1とリードし5-2の時は錦織のサーブで40-30とセットポイントを握りながらも5-5に追いつかれるなど、錦織圭らしからぬプレーだった。

ダブルスではマクラクラン勉/シュトルフ組が準々決勝で、第1シードのマラック(オーストリア)/パビッチ(クロアチア)を7-5, 7-5 で破り4強になった。

錦織圭 不覚 まさかの逆転負け
サーブを破り5-4 錦織好調と思ったが

<<2回戦>>
●1]錦織圭 5-7、7-5、2-6 ◎H.フルカチュ

前日の1回戦、リズムが取りずらいペールに比べ、オーソドックスなテニスをしてくるフルカチュ。
錦織は落ち着いてプレー、世界6位と77位の格の違いを感じさせる試合が続く。

錦織は自分のサービスゲームでは1ポイントも与えずラブでキープし、4-4となった。
そして続くフルカチのサーブを破り5-4にした。ここまでは完全に錦織のペースだった。

その後、何が起こったのか、試合を振り返ってみる

トスに勝った錦織はいつものようにレシーブを選ぶ。フルカチのサーブで始まった。
フルカチのサーブ、第3ゲームは40-15からデュースに持ち込むが、フルカチがキープ。
第5ゲーム、15-40とブレーク・チャンスを掴むが、サービス・エースなどで逃げられた。

一方の錦織は自分のサービスゲームでは1ポイントも失うことなくキープし続けて4-4となる。
そして遂に第9ゲームをブレーク。5-4とする。完璧に錦織のペースだ。

5-4、サービング・フォ・ザ・セットで0-30と初めて2本落とす。
がしっかりと30-30に持って行った。
ところが、ここでダブルフォルト。30-40とピンチ!
13回のラリー戦、フルカチのフォアの強打に押され錦織はサーブを落とす。5-5。

生き返ったフルカチはサーブをキープした。

錦織、5-6のサーブ、ダブルフォルトで0-30。
勝負は怖い、流れが変わるとこんなことが起こるのだ。
バックをネットで0-40、セットポイントを握られる。
ファースト・サーブはネット。
セカンドサービスから3回目のショット、短いボールをフォアでネットしてしまった。
信じられない!!!!!!!!!!!!!!
あんなに優位に試合を進めていたのに。

二人の取ったトータルポイントは34対34。10ポイントぐらい差をつけて錦織が取ってもおかしくない5-4までのテニスだったが。

第2セット

不甲斐なさに怒ったか?錦織は第2セット集中し4-0とリード。

5-2、40-30でセットポイントを握る。
しかし、ドロップ・ショットはネット。デュース。

2本目のセットポイント、フォアを決められてしまう。デュース2
3本目のセットポイント、フォアのトップスピンロブを決められてしまう。デュース3
4本目のセットポイント、錦織のフォアのクロスはワイド。

4回目のデュースになってしまった。
錦織はフォアをワイドでブレーク・ポイントを握られる。
どうにか5回目のデュースに持ち込むが。

2度目のブレーク・ポイントを握られる展開に。
そして、バックをワイドしてしまい、このゲーム、4回セットポイントがあったが、落としてしまい、5-3となる。

フルカチはラブでキープ。(錦織5-4)

5-4、錦織のサービング・フォ・ザ・セット、2本のミスが続き、0-30。
13回のラリー、フォアをふかすし、なんと0-40。

6回の攻防、前に出てきた錦織をフルカチはフォアのクロスパスで抜く!
なんと5-2リードから5-5に追いつかれた。

フルカチのサーブ、30-40、フルカチはフォアをロング。錦織がブレークに成功。6-5と再びリード。

6-5、錦織のサービング・フォ・ザ・マッチ、
エアーKを決め、30-0。
フォアのウイナー、40-0。
ボールがネットに跳ねられ、ロング、40-15。

6度目のセットポイント、スマッシュを1回、2回目に決め、やっと7-5でセットを取った。

ファイナル・セットに縺れる。

第4ゲームを先にダウン。(錦織1-3)

サービス・エースでフルカチが4-1とリードする。

フルカチがラブで5-2とキープ。

錦織のサーブ、2-5、
前に出た錦織だが、そのボールをきれいに合わせパスを決めらる、15-30。
バックのリターン・エースで15-40。マッチポイントを握られる。
ラリー戦が13回続くが最後は錦織のフォアはロング。
錦織が負けてしまった。6-4、6-2ぐらいで勝てそうな試合だったが、途中からすべてが噛み合わなくなってしまった。

ちょっとしたで変わってしまう勝負の流れ。勝負の怖さを見た一戦だった。
錦織圭 インタビュー

次戦は、3月7日開幕のアメリカ西海岸、インディアンウエールズで行われるBNPパリバ・オープンだ。
この敗戦が良い薬になることだろう。期待したい。

大会正式名:Dubai Duty Free Tennis Championships
ATP カテゴリー500:$2,887,895 ドバイ
会場:Dubai Duty Free Tennis Stadium
期間:02/25 – 03/03/2019
ドバイ 現地時刻(時差 -5時間)
ライブスコア

<<準決勝>>
5]S.TSITSIPAS(GRE) vs G.MONFILS(FRA)
2]R.FEDERER(SUI) vs 6]B.CORIC(CRO)

<<準々決勝>>
◎5]S.TSITSIPAS(GRE) 76(4) 67(1) 61 ●H.HURKACZ(POL)
◎G.MONFILS(FRA) 61 67() 62 ●Q]R.BERANKIS(LTU)
◎6]B.CORIC(CRO) 46 62 76(1) ●BASILASHVILI(GEO)
◎2]R.FEDERER(SUI) 76(6) 64 ●M.FUCSOVICS(HUN)

<<2回戦>>
●1]錦織圭 5-7、7-5、2-6 ◎H. HURKACZ(POL)

<<1回戦>>
◎1]錦織圭 64 63 ●B.PAIRE(FRA)
ドローPDF
ドローnet
マクラクラン勉/シュトルフ組出場
ダブルスドロー

思うようなテニスができない

記事:塚越亘/塚越景子 photo Dubai Duty Free Tennis Championships