3月11日、グランドスラム大会に次ぐ格のビッグ大会、BNP パリバ・オープン(3月6日~17日、ATP/WTA共催)
3回戦が行われ大坂なおみ(日清食品)が、第25シードのアメリカのD・コリンズ(25歳)を6-4、6-2のストレートで破り16強入りを果たした。
4回戦では第23シード、同じ世代のB・ベンチッチ(スイス)と対戦する。
西岡良仁(ミキハウス)が3時間の激戦の末、オジェ アリアシム(カナダ)を6-7(2)、6-4、7-6(5)で破り2年ぶりの16強入りを決めた。
3月12日(火)はスタジアムコート2の11時から錦織圭(日清食品)対H・フルカチュ(ポーランド)の3回戦。
18時以降から大坂なおみ対B・ベンチッチ(スイス)の4回戦が行われる。
大坂なおみ
テニスの楽しさ復活
大坂、初戦では、2週間前のドバイ選手権で敗れたムラデノビッチ(フランス)に雪辱する。
3回戦の対戦相手、D・コリンズ(25歳)は全米学生のチャンピオンに2度なっている大卒プレーヤー。
昨年のマイアミオープンでは準々決勝でV・ウィリアムズ(米国)にストレート勝ち。今年の全豪オープンでは、第2シードのケルバー(ドイツ)を破るなど4強になっている強敵だ。
第1セットは競り合うが、第2セットは一挙に5-1とリード、1時間23分でNo.1らしいストレート勝ちを収めた。
突然のコーチ交代発表後、初めてのNo.1で臨んだドバイ選手権は初戦負け。会見では自然と涙が出てしまった。
ここは昨年自身が初優勝した大会。多くの暖かい応援に後押しされている。
「自分にとってテニスは大切」今は「テニスを楽しんでいる」と言えるようになってきていた。
自然体の大坂なおみが戻ってきている。
西岡良仁
根性勝ち!
第21シード、今年の全豪オープン8強のバウティスタ アグー(スペイン)を7-6(3)、6-4で破る金星を上げた西岡。
3回戦の対戦相手は18歳のオジェ アリアシム(カナダ)。
期待の18歳。世界ランキング58位。2月のリオオープンでは準優勝している。
今大会も第9シードのチチパス(ギリシャ)を6-4, 6-2のストレートで破っている。
パワーに押され、第1セットはタイブレークで落とす。第2セットも1-3となるが、そこから取り返すと、ファイナル・セットは5-1とリード、40-30とマッチポイントを握った。
開き直ったオジェ アリアシム。やや勝利を意識した西岡。
そこから縺れる。
西岡は3度あったマッチポイントをものにできずに、タイブレークに。
タイブレークも3-5と劣勢だったが、そこから4ポイント連取で勝ち切った。
オジェ アリアシム、5-4リードのサーブでの2ポイントもしのいで。
西岡らしい粘っこいテニスで勝利をもぎ取った。凄い根性だ。
おめでとう西岡良仁!
96ドロー(128のドローをベースにトップ32名は1回戦がなく、2回戦から)
会場:Indian Wells Tennis Garden
現地時刻(時差 -16時間)
賞金(男女同額)
優勝:$1,354,010
準優勝:$686,000
4強:$354,000
8強:$182,000
4回戦:$91,205
3回戦:$48,775
2回戦:$26,430
1回戦:$16,425
◆女子$8,359,455 WTA Premier Mandatory
◆大坂なおみ、日比野菜緒、土居美咲
女子シングルスドロー
ダブルス 加藤未唯/二宮真琴 青山修子組出場
女子ダブルスドロー
日比野菜緒、土居美咲見事予選突破!
女子予選ドロー
◆男子 $8,359,455 ATP1000
◆錦織圭、西岡良仁、ダニエル太郎
男子シングルスドローnet版
男子シングルスドローPDF
ダブルス マクラクラン勉/シュトルフ組、西岡良仁組出場
男子ダブルスドロー
伊藤竜馬予選突破! 内山靖崇予選挑戦
男子予選ドロー
NHKBS1放送予定
ガオラ放送予定
WOWOWネット配信
WTAツアーは
DAZN
記事:塚越亘/塚越景子 写真photo W.Tsukagoshi/CanonEos7D