5月6日 マドリードオープン。(男女共催大会、男子ATP1000、女子Premier Mandatory)

ダブルス1回戦で、錦織圭(日清食品)/デルポトロ(アルゼンチン)組がフォニーニ(イタリア)/リンドステッド(スウェーデン)組を、5-7、6-4、[10-4]の逆転で破り2回戦に進んだ。

マクラクラン勉/シュトルフ(ドイツ)組は第2シードのクボット(ポーランド)/メロ(ブラジル)組に、ファイナルセットであるマッチタイブレークを6-10で取られ残念ながら敗戦した。

大坂なおみ(日清食品)の2回戦は7日12時開始の第2試合に入った。第1試合がワウリンカのシングルスなので大坂の試合は14時(日本時間同日の21時)ごろに入るだろう。

錦織圭のシングルス2回戦は8日(水)の予定。
錦織は第6シード。1回戦はbyeで2回戦から。28位のジル・シモン(フランス)対予選突破のH・DELLIEN(BOL)の勝者と対戦する。

男子ではダニエル太郎(エイブル)、女子では土居美咲(ミキハウス)が予選から挑戦したが敗れた。
女子ダブルスでは青山修子(近藤乳業)組は勝ったが、二宮真琴(橋本総業)組は敗れた。

コンビネーション抜群デルポトロ錦織組


<<ダブルス1回戦>>
◎錦織圭/デルポトロ 5-7 6-4 [10-4] ●フォニーニ/リンドステッド

ダブルスは「単純に楽しい」と言う錦織がジュニア時代からのライバルでもあるデルポトロと組んで、試合が進むにつれて抜群のコンビネーションを発揮し勝利した。
膝を痛めツアーから離れていたデルポトロは2月以来の実戦。

第1セットは先にサーブをブレークされ1-3になるが、ブレーク・バックで4-4とする。
5-6、錦織のサーブで0-40とセットポイントを握られる。
30-40までするが、5-7で第1セットは落とす。

第2セットに入りレシーブのサイドをデルポトロはフォア、錦織はバックサイドに変えた。

フォニーニのサーブ、デルポトロが続けてフォアでダウン・ザ・ラインのリターン・エース、2-1とブレーク。
が、錦織はサーブをデュースで落とす。2-2。

3-3、フォニーニのサーブをデュースの末に4-3とブレーク。

5-4、デルポトロはTへサービス・エース30-0。素晴らしいサーブ連発でラブでキープ、6-4で第2セットを取り返した。

ファイナル・セットは10ポイント先取のマッチタイブレークで勝負をつける。
錦織のナイスリターンでミニブレーク。デルポトロのサービス・エースなどで3-0。
錦織がリターンを沈め、4-0と先行。

デルポトロ 前衛の動き読みリターン・エース、7-2。
錦織がショートアングルを決め8-2。

ダブルフォルトで9-3とマッチポイント。ここでコートチェンジだが、お互いに忘れかけ、主審に言われコートチェンジ。

9-4のマッチポイント、最後は錦織がスマッシュで決めて10-4で勝利した。

良い練習をしている錦織圭 フェデラーとも練習

記事:塚越亘/塚越景子 写真:H.Sato/TennisJapan