イタリアのローマで行われる、BNLイタリア国際(通称イタリアン・オープン)。男子はATPマスターズ1000、女子はPremier 5の男女共催大会。

大坂なおみ(日清食品)は第1シードで登場、初戦の2回戦で世界32位のD・チブルコワ(スロバキア)と対戦。マドリードオープン2回戦に続いての2週連続の対戦だ。
これまでのBNLイタリア国際では、昨年の2回戦進出が最高の成績。その時はS・ハレプに1-6, 0-6で完敗している。

錦織圭(日清食品)は第6シードで出場、初戦の2回戦では、世界26位のG・ペラ(アルゼンチン)対予選を勝ち上がったT・フリッツ(アメリカ)の勝者と対戦する。
西岡良仁(ミキハウス)は厳しい予選を見事勝ち上がり本戦入り。1回戦でD・シュワルツマン(アルゼンチン)と対戦する。
ダニエル太郎(エイブル)は残念ながら予選で敗れた。

大坂なおみ 1位維持

大坂なおみが13日付け世界ランキングで世界1位を守った。

11日に行われたマドリードオープン決勝で、3位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)が優勝していれば、大坂は2位に転落していた。
しかし、ハレプはキキ・ベルテンス(オランダ)に4-6、4-6で敗れた。
その結果、13日付け大坂の世界ランキングの合計ポイントは6356。2位のハレプは6117。その差は239ポイント。

4月29日、ポルシェ・テニス・グランプリでP・クヴィトバ(チェコ)が優勝後の4月29日付けランキングでは1位の大坂なおみとの差は136ポイントだった。

このBNLイタリア国際では大坂8強になれば、ハレプが例え優勝しても1位が維持できる。
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大坂なおみ全仏オープンNo.1シード狙う
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今週もNo.1 大坂なおみ

記事:塚越亘/塚越景子/ 写真:H. Sato/Tennis Japan