5月16日 イタリアのローマで行われているBNLイタリア国際(通称イタリアン・オープン)。男子はATPマスターズ1000、女子はPremier 5の男女共催大会。

錦織圭(日清食品)が、2,3回戦に勝利し8強となった。
前日の雨天順延の影響での1日2試合になった16日、まずは昼ごろから行われた2回戦で錦織は52位T・フリッツ(米国)を6-2、6-4で下しベスト16入りを決める。
そしてその後、夜7時近くになってから3回戦が始まり、51位のJ・シュトルフ(ドイツ)を3-6、7-6(2)、6-3の逆転で破る。
「苦しい試合を戦いきれ」自信になったと錦織。2年連続8強入りを果たした。

準々決勝は17日の13時半(日本時間同日20時半)以降から24位のD・シュワルツマン(アルゼンチン)と対戦する。

イタリアンオープン男子準々決勝は顔ぶれがそろい、なかなかおもしろい対戦となった。

<<準々決勝>>
1]ジョコビッチ vs 7]デルポトロ
6]錦織圭 vs シュワルツマン
3]フェデラー vs 8]シチパス
2]ナダル vs ベルダスコ
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錦織圭しっかりと勝利

バルセロナでのフリッツ戦の苦戦を学び、しっかりと勝利

<<2回戦>>
◎錦織 6-2 6-4 ●フリッツ

第6シードの錦織は2回戦から登場で、予選から勝ち上がってきた52位のT・フリッツ(米国)と対戦。対戦成績は錦織の2勝で、3週間前のバルセロナ・オープン2回戦では7-5、6-2とややてこずっている。

長いラリー戦、錦織は30-40とブレーク・チャンスを掴む。
9回のラリー戦を制し、ブレークのスタート。

続くサーブで30-40とブレーク・ポイントを握られるがドロップ・ショットでデュース見持ち込みキープ2-0だ。

第5ゲームではトップスピンロブを決めるなどラブでブレーク、4-1。

5-2、サービング・フォ・ザ・セットはダブルフォルトでスタートし、心配させるが、その1ポイントだけ、
40-15のセットポイントはTへサービス・エースで6-2で取る。

第2セットも最初のゲーム、デュースに持ち込み、深いリターンでブレークのスタート。
しかし15でブレーク・バックされる。1-1。

やや荒っぽいゲームに助けられ、また2-1とブレーク。

5-4、錦織のサービング・フォ・ザ・マッチ、
フリッツにバックのダウン・ザ・ラインを決められ、0-15
錦織フォアをふかし0-30となってしまう。

短いボールを決め、15-30
バックへサービス・エース、30-30と追いつく。
7回のラリー戦、オープンに決め40-30とマッチポイント。

デュースに持ち込まれるが、2回目のマッチポイント、
逆をつかれたフリッツはロブをあげる、それを錦織はグランド・スマッシュを決めイタリアンオープン16強を決めた。

隣のコートではチリッチが2-6、2-4とシュトルフにリードされている。
錦織は第5試合で、この勝者と対戦する。

錦織圭苦戦するが逆転勝ち

<<3回戦>>
◎錦織 3-6 7-6(2) 6-3 ●シュトルフ

チリッチを破ったシュトルフがクレーでも積極的なネットプレーで錦織を圧倒し、6-3で第1セットを取る。
第2セットも第5ゲームで錦織のサーブをブレークする。

が、ここからなんとお互いにブレーク合戦。

5-4、シュトルフのサービング・フォ・ザ・マッチはダブルフォルトで始まる。
シュトルフのサーブ&ボレーを錦織はフォアのパスで15-40とブレーク・バックのチャンスを掴む。
シュトルフのミスでブレーク・バックし5-5となった。
2-2から6ゲーム、お互いにサービスダウンが続いた。

タイブレークに縺れた

最初のポイント、シュトルフはサーブから攻め、優位な展開に持ち込むがなんとスマッシュをロングにする。

ここでしっかりと錦織は4-0とリード、7-2で錦織が第2セットを取り返す

ファイナル・セット

シュトルフは0でキープ、錦織はブレーク・ポイントを握られるが、3回のデュースの末にキープ、1-1とする。

第3ゲーム、30-40とブレーク・チャンス。
シュトルフはサーブ&ボレーに出るが、ボレーをミス、錦織ブレークし2-1とリード。

19回錦織 15-15
15-30 深いリターン対応できず 
錦織、15-40、デュースに持ち込むものの、ダブルフォルト。
フォアをふかし、ブレークされ2-2。

ドロップ・ショットやパスを決めまたブレーク、錦織は3-2とする。

40-0からダブルフォルトがあったが、錦織が4-2とキープ。

錦織5-3とキープ、いつの間にか錦織がゲーム展開を支配するようになってきた。

シュトルフのサーブ、リターンを前で打ち、15-40とマッチポイント。
前に出てきたシュトルフをトップスピンロブで決め、6-3でファイナル・セットを取った。

逆転勝利 2年連続8強入りを決めた!

記事:塚越亘/塚越景子 写真:H.Sato/TennisJapan