6月27日 ウィンブルドン予選決勝ラウンドが行われ、内山靖崇(北日本物産)、杉田祐一(三菱電機)の二人が厳しい予選を勝ち抜き見事ウィンブルドン本戦に出場を決めた。
内山(182位)は189位、26歳のJ・クブラー(オーストラリア)を6-3, 4-6, 5-7, 6-3, 6-3のフルセットで破り、初の本戦入りを決めた。
内山、ダブルスでは昨年予選を勝ち上がり本戦入りしているが、シングルスではなんとグランドスラム大会予選15度目の挑戦、初の本戦入りだった。
杉田(258位)は130位、33歳のL・ロソル(チェコ)を6-4, 6-3, 6-2のストレート勝利。
30歳の杉田は、ウィンブルドンでは2014,2015年に予選を突破。2017、2018年はストレートイン、5度目のウィンブルドン本戦だ。
綿貫陽介(日清食品)は111位のT・モンテイロ(ブラジル)に6-3, 6-7 (3-7), 3-6, 3-6の逆転で惜敗。グランドスラム大会初の本戦入りを逃した。
おめでとう内山靖崇
15回目の挑戦 見事勝利!
ウィンブルドンの予選は男女共に128ドロー。3回勝ち上がった16名が本戦へ出場できる。
予選の決勝ラウンドは5セットマッチ。内山、1-2のセットカウントからの逆転。3時間46分の激戦の末に見事本戦入りの切符を手にした。
「ウッチーが見事ウィンブルドンの予選を勝ち抜いて、本戦に上がりました。
沢山の方々のご支援と応援の賜物だと思います。
彼が高校2年生の時から携わり、もがき苦しみながら、遂にシングルスでグランドスラムの本戦に辿り着く事が出来た事を嬉しく思います。
本当によく頑張ったと思います。
そして、今日の予選決勝は見事な戦いでした。
また本戦でもウッチーの応援宜しくお願い致します。」
増田健太郎コーチFacebook
ウィンブルドン本戦
大坂なおみ、錦織圭、西岡良仁、内山靖崇、杉田祐一の5人出場
大坂なおみ(日清食品)は第2シード。錦織圭(日清食品)は第8シード。
本戦ドローは6月28日朝10時からのドローミーテングで決まる。ドロー
賞金総額38,000,000ポンド(約52億円)
優勝賞金 2,350,000ポンド(約3.3億円)
1回戦 45,000ポンド(620万円)
予選賞金
予選決勝 22,500ポンド(約310万円)
予選1回戦 7,000ポンド(約100万円)
ロンドン現地時刻(時差-8時間)
ウィンブルドン天気
オーダー・オブ・プレー
ライブスコア
記事:塚越亘/塚越景子/協力:大坪宏寿M.Otsubo photo/H.Sato/TJapan