7月2日 ウィンブルドン Day 2

錦織圭(日清食品)が、予選決勝で綿貫陽介(日清食品)を破り本戦入りしてきたモンテイロ(ブラジル)を6-4、7-6(3)、6-4で破り、8年連続初戦を突破した。

「良い形でプレーができた。
久しぶりの芝の大会だったが、ゲームの入りも良く安心してプレーできた。
前に出たり、サーブ&ボレーを混ぜたりと、必要と思っていたことができた。
第2セット、5-4のサーブを落としたところなど、反省点もある。
いいプレーができているので調子を落とさず体をケアしながら頑張りたい」と錦織。

錦織圭
綿貫陽介を破った男にストレート勝利

錦織圭は、1回戦で予選勝者、115位のチアゴ・モンテイロ(ブラジル)25歳、最高ランキングは74位と対戦した。

モンテイロは予選決勝で綿貫陽介(日清食品)を下して勝ち上がってきたレフティー。これがウィンブルドンの芝4戦目だ。
対する錦織は3週間前の全仏オープンでベスト8に進出したが、右上腕部を痛めて前哨戦を欠場。芝では“ぶっつけ本番”となった。

第1セット、第5ゲームで先にブレークを決めると、ミスなく順調にキープを重ね6-4。

第2セットも第5ゲームをブレーク。
5-4、サービング・フォ・ザ・セットのサーブを落とす。
6-6でタイブレークにもつれ、最初はリードを許すが、6連続ポイントで7-3、第2セットも制した。

第3セット、錦織サーブの第5ゲームは0-30となったが、最後はドロップ・ショットを鮮やかに決めキープ。
第10ゲーム、モンテイロのサーブで15-40とマッチポイント。モンテイロのボールがアウトのコール。勝った!と思われたが、チャレンジされ、わずかにイン。
2度目のマッチポイントをしっかりと決めて6-4で勝利した。

錦織、2回戦では109位のイストミン(ウズベキスタン)対49位のノリー(イギリス)の勝者と対戦する。

ウィンブルドン
賞金総額38,000,000ポンド(約52億円)
優勝賞金 2,350,000ポンド(約3.3億円)
1回戦 45,000ポンド(620万円)

予選賞金
予選決勝 22,500ポンド(約310万円)
予選1回戦 7,000ポンド(約100万円)

ロンドン現地時刻(時差-8時間)
ウィンブルドン天気
オーダー・オブ・プレー
ライブスコア

男子ドロー
女子ドロー
ウィンブルドン・ドロー

8年連続1回戦勝利の錦織圭

記事:塚越亘/塚越景子/協力:大坪宏寿M.Otsubo photo/H.Sato/TJapan