7月10日 ウィンブルドン Day 10

準々決勝が行われ、第8シードの錦織圭(日清食品)は第2シードのロジャー・フェデラー(スイス)に6-4、1-6、4-6、4-6で敗れてしまった。
勝てばウィンブルドンでの日本人として1933年の佐藤次郎以来86年ぶりとなるベスト4だったが。

第1セットはいきなりブレークを奪い先取。
しかし第2セットに入るとフェデラーのプレーが冴えはじめ、わずか1ゲームしかキープできなかった。
第3、第4セットは競り合うものの、ワンブレークで敗れてしまった。
芝の王者、ウィンブルドン8回優勝のフェデラーは強かった。

ウィンブルドン準々決勝
錦織圭vsフェデラー

対戦成績は錦織から3勝7敗
15時46分、フェデラーのサーブで始まる。
リターン・エース2発、15-40と錦織がブレーク・チャンスを掴む。
ラリーが10回ほど続き、錦織はネットにつき角度を付けたボレー、その後はオープンへボレーで決め、フェデラーのサーブを破りスタートした。

いきなり錦織の先制攻撃、第3ゲームも0-40とフェデラーはタジタジ、しかしそこから5ポイント連取でフェデラーはキープ。

5-4、錦織のサービング・フォ・ザ・セット、30-0から30-30となるが、40-30のセットポイントはフェデラーの動きの逆をつき、6-4で取る。
「1セット目はリターンが合っていた。かなり思い切って攻めていけた」と錦織。

満員のセンターコートを魅了 錦織vsフェデラー準々決勝

第2セット

フェデラーは最初のゲーム、0-15から12ポイント連取。3-0とするなどレベルを上げる。
錦織は1回サーブがキープできただけで、1-6。

第3セット

3-3、錦織は15-40とピンチ!
深いサービス・エースなどでデュースに持ち込む。
2度ゲームポイントがあったが、4回目のデュース、サーブ&ボレーを試みるが、バックのパッシングショットを決めら、4度目のブレーク・ポイント。
逆をつかれ、サーブを落としてしまった。

5-4、フェデラーのサービング・フォ・ザ・セット、30-0だったが、フォアのクロス、リターン・エースを決め、30-40と錦織はブレーク・ポイントを掴む。
狙った錦織のリターンがロング。惜しかった。

フェデラーはセットポイントでドライブ・ボレーをロングにするなど、錦織にもチャンスがあったが、
2度目のセットポイントでは今度はフォアのドライブ・ボレーをねじ入れた。

「徐々に(フェデラーの)ファーストサーブの確率が上がってきた。
リターンゲームでほぼチャンスがなかったので苦しかった」と錦織。

第4セット

4-4、錦織はダブルフォルトなど絡みサーブを落とす。

5-4、フェデラーのサービング・フォ・ザ・マッチ、
フェデラーはこの大事な時に二つのサービス・エースを決めるなど0でキープ、勝利した。
「先にブレークできそう、と言う光が2セット目以降は見えず、自分のサーブにプレッシャーがかかった。
(力は)出し切ったが、自分のプレーが継続できなかった。」と錦織。

進化しているフェデラー

「確実に(フェデラーも進化し)強くなっている。
(フェデラーの)プレーの良さからくるプレッシャーだったり、ベストな選手とやっているので、彼の強さに負けた部分があった。
ちょっと焦ってしまった。」

「(ウィンブルドン最強の)フェデラーとこのセンターコートでやれてよかった。
負けはしたけど、強いフェデラーとやれたのはいい経験になった。」と錦織は言う。

グランドスラム大会で史上最多20回の優勝を誇るテニス界のレジェンド。ウィンブルドン史上最多8回優勝している「芝の王者」はこの勝利で、ウィンブルドン100勝目を達成した。

残念ながら敗れてしまった錦織だが、昨年のウィンブルドンから、すべての4大大会で8強以上の成績を残こしたことは評価できる。
錦織圭試合後の記者会見youtube

次の大会は、7月29日開幕のシティ・オープン(米ワシントンDC)。
8月26日には今年最後のグランドスラム大会、USオープン(ニューヨーク)が始まる。
また優勝を目指して欲しい。

<<男子準決勝>>
1]ジョコビッチ(SRB) vs 23]バウティスタ(ESP)
2]フェデラー(SUI) vs 3]ナダル(ESP)

<<準々決勝>>
◎1]ジョコビッチ(SRB) 64 60 62 ●21]ゴフィン(BEL)
◎23]バウティスタ(ESP) 75 64 36 63 ●26]ペラ(ARG)
◎3]ナダル(ESP) 75 62 62 ●クエリー(USA)
◎2]フェデラー(SUI) 46 61 64 64 ●8]錦織圭

競り合うもののフェデラーに敗れる

<<全4回戦>>
◎1]ジョコビッチ(SRB) 63 62 63 ●フンベール(FRA)
◎21]ゴフィン(BEL) 76(9) 26 63 64 ●ベルダスコ(ESP)
◎26]ペラ(ARG) 36 46 63 76(3) 86 ●15]ラオニッチ(CAN)
◎23]バウティスタ(ESP) 63 75 62 ●28]ペア(FRA)

◎クエリー(USA) 64 67(9) 76(3) 76(5) ●サンドグレン(USA)
◎3]ナダル(ESP) 62 62 62 ●ソウサ(POR)
◎8]錦織圭 63 36 63 64 ●ククシキン(KAZ)
◎2]フェデラー(SUI) 61 62 62 ●17]ベレッティーン(ITA)
男子ドローネット版
男子ドローPDF

ウィンブルドン
賞金総額38,000,000ポンド(約52億円)
優勝賞金 2,350,000ポンド(約3.3億円)
8強 294,000ポンド(4000万円)
1回戦 45,000ポンド(620万円)

予選賞金
予選決勝 22,500ポンド(約310万円)
予選1回戦 7,000ポンド(約100万円)

ロンドン現地時刻(時差-8時間)
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記事:塚越亘/塚越景子/協力:大坪宏寿M.Otsubo photo/H.Sato/TJapan