8月8日 トロントで行われているロジャーズ・カップ(女子WTA Premier5)、3回戦が行われ、大坂なおみ(日清食品)がポーランドのI・シフィオンテク(65位)を7-6(4)、6-4で破り8強になった。

準々決勝では大坂の憧れの女王、セリーナ・ウィリアムズ(37歳、米国)と対戦する。昨年のUSオープン決勝の再現。楽しみな戦いだ。
試合は現地9日のセンターコートでの第3試合(日本時間では10日朝8時)から。DAZNで視聴可能

大坂なおみ良いテニスで快勝

対戦相手のI・シフィオンテク(65位)は昨年のウィンブルドンジュニアに優勝している。
失うものがない18歳は伸び伸びと自分の得意は攻撃的なテニスで大坂に対抗する。

第1セット、大坂は第6ゲームを2度のデュースの末に落とし、2-4となる。
ピンチの大坂だが、落ち着いてすぐに続く第7ゲームをブレーク・バックする。

しかし、4-5の第10ゲームと5-6の第12ゲームで相手にセットポイントを握られる。
ピンチが続が大坂だったが、そのピンチを冷静に受け止めプレーする。

そのピンチの場面で、強烈なファースト・サーブを入れて逃れた。

タイブレークでは先にミニブレークを許すが、7-4で第1セットを先取する。

第2セットは先に第4ゲームをブレークし、3-1とリード。しかし、18歳の勢いと粘りで、第5ゲームをブレーク・バックされる。

大坂はサーブをキープし5-4とリードする。

全仏やウィンブルドンでの大坂は自信を失ったプレーをしていたが、ここでの大坂はかなり強い時の大坂に復調している。
崩れそうな場面でも耐えることができている。
ジェンキンス新コーチとのコンビも良くなっている。

プレッシャーのかかった相手はダブルフォルトなどでサーブを落とし、勝負は決まった。

準々決勝は昨年のUSオープン決勝の再現。楽しみな戦いだ。
大坂なおみ 記者会見

準々決勝

6]E.Svitolina(UKR) vs S.Kenin(USA)
3]Ka.Pliskova(CZE) vs B.Andreescu(CAN)
4]S.Halep(ROU) vs Q]M.Bouzkova(CZE)
2]大坂なおみ vs 8]S.Williams(USA)
シングルス・ドロー

大坂なおみ 笑顔で楽しそうにプレー

女子ロジャーズ・カップ
賞金総額:$2,830,000(約3.2億円)
WTA Premier 5 カナダオープン
大会会場:Aviva Centre
期間:08/05-08/11/2019
トロント現地時刻(時差-13時間)
シングルス・ドロー
ダブルス・ドロー

2018年USオープン決勝 大坂vsセリーナ youtube ハイライト

大坂なおみ、錦織圭共に、8月12日からシンシナティーに出場、1週あけて、USオープンの予定だ。

記事:塚越亘/塚越景子 写真 ©ロジャーズ・カップ