8月9日 トロントで行われているロジャーズ・カップ(女子WTA Premier5 大会)、準々決勝が行われ大坂なおみ(日清食品)はセリーナ・ウィリアムズ(37歳、米国)に3-6、4-6で敗れた。
昨年のUSオープン決勝以来の対決に敗れた大坂だが、8月12日に発表されるWTA世界ランクで大坂の1位復帰が決定した。
現1位のA・バーティ(オーストラリア)が初戦敗退、3位のKa・プリスコバ(チェコ)も準々決勝で敗れたために大坂の1位復帰が決まった。
笑顔が戻ってきた大坂なおみ
大坂は第4ゲーム、0-30から2-2とキープ。
第6ゲームは15-40からデュースに持ち込み3-3とキープするなど、粘り強く闘う。
良い緊張感のゲームが続く。
しかし、第8ゲーム、ダブルフォルトで15-40となり、7回目のショットをロングにし、先にサーブを落とす。(3-5)
5-3、セリーナのサービング・フォ・ザ・セットは0-30。
セリーナでも勝ちを意識しているのだろう、セリーナのセコンドサーブはダブルフォルト臭かったが、大坂はプレーを続行、そのポイントを落とした。
このポイントをきっかけになんとサービス・エースなどで3ポイント連取、セリーナが第1セットを6-3で取った。
風が強い、看板が揺れるぐらい。
第2セット
第3ゲームをセリーナが先にブレーク。
セリーナの集中力が凄い、バックのダウン・ザ・ラインを決めセリーナが3-1とリード。
大坂の凄いドロップ・ショットが決まる、そのボールを追いセリーナはネットに突っ込んだ。大丈夫か?大坂2-3。
サービス・エース連発でセリーナは5-3とリード。
5-4 セリーナのサービング・フォ・ザ・マッチ、ここでまたサービス・エース2発、40-0とマッチポイント。
ここでも大坂は諦めずに戦う。
デュースに持ち込んだ。凄い拍手と歓声だ。
大坂、フォアをネットし、セリーナは4度目のマッチポイントを握る。
ここでまたまたセリーナはTへサービス・エースを決めた!
お互いに称えあう素晴らしいバトル!!!!!
コートを去る大坂を拍手で送るセリーナ。
それに笑顔で答える大坂。
大坂なおみの笑顔が戻ってきた。
Their @usopen rematch didn't disappoint.
High-quality and hard-hitting, Serena Williams vs. Naomi Osaka III thrilled a sold-out Toronto crowd on Quarter-final Friday. #RC19 pic.twitter.com/BbkRT4IV8v
— National Bank Open (@NBOtoronto) August 10, 2019
歴代WTA No.1プレーヤー
賞金総額:$2,830,000(約3.2億円)
WTA Premier 5 カナダオープン
大会会場:Aviva Centre
期間:08/05-08/11/2019
トロント現地時刻(時差-13時間)
<<準々決勝>>
◎S.Kenin(USA) 76(2) 64 ●6]E.Svitolina(UKR)
◎B.Andreescu(CAN) 60 26 64 ●3]Ka.Pliskova(CZE)
◎Q]M.Bouzkova(CZE) 64 ret. ●4]S.Halep(ROU)
◎8]S.Williams(USA) 63 64 ●2]大坂なおみ
シングルス・ドロー
ダブルス・ドロー
大坂なおみ、錦織圭共に、8月12日からシンシナティーに出場。
大坂は第2シード。女子ドロー
錦織は第6シード。男子ドロー
1週あけて、USオープンだ。
記事:塚越亘/塚越景子 写真 ©ロジャーズ・カップ