8月11日 三重県、四日市テニスセンターで行われた ATP 四日市チャレンジャー

杉田祐一(三菱電機)が第2シードのJ・ダックワース(豪州)を3-6, 6-3, 7-6 (1)で破り優勝した。
杉田はアメリカ、NY中国、Chengdu、そして日本、とこの3週間で3つのチャレンジャー大会出場、全て決勝に進出し、2大会に優勝の快挙を上げた。

杉田祐一(三菱電機)
1988年9月18日生れ
宮城県仙台市出身 
ATPランキング133位、最高ランキング36位(2017年10月9日)
2017年7月ATPツアー アンタルヤ・オープン優勝(トルコ)
チャレンジャー、通算11回優勝
杉田祐一ATPデーター

<<決勝>>
◎杉田祐一 36 63 76(1) ●ダッグワース

第1セットは第1ゲームでブレークするも逆転される。
第2セットは、先にサーブを落とすが、すぐにブレーク・バック。第6ゲームを果敢に攻め、ブレークに成功。

ファイナルセット、杉田は先にブレークされ1-4と大ピンチになるが、2-4の第7ゲームをブレーク・バック。
4-4と追いつき、タイブレークに。
6-1のマッチポイント、杉田は得意なフォアのウィナーを決めて勝利した。(試合時間は2時間5分)

次の大会はUSオープン予選、19日(月)から始まる。USオープン予選は入場無料、近くにいる人は応援に行こう。
杉田、6月のウィンブルドンでは厳しい予選3試合を勝ち抜き本戦入り、1回戦でR・ナダル(スペイン)と対戦した。記事:杉田祐一ナダルと対戦し自信

地元三重県出身の伊藤、島袋活躍

杉田祐一、伊藤竜馬(北日本物産)、島袋将(早稲田大)の3人が4強入りした。
島袋は地元四日市工高出身、ノーシードながら1回戦で内山靖崇(北日本物産)などを破り4強と大活躍。
伊藤はみなべ市出身だ。

<<準決勝>>
◎杉田祐一 75 63 ●島袋将
◎ダックワース 63 64 ●伊藤竜馬

<<準々決勝>>
◎島袋将 67(1) 63 62 ●Nam(韓国)
◎杉田祐一 w/o ●鄭現(韓国)(韓国)
◎3]伊藤竜馬 76(5) 61 ●9]Myneni(IND)
◎2]ダックワース 63 61 ●10]Wu(TPE)

ダブルスは今井慎太郎(イカイ)/高橋悠介(三菱電機)組が4強となった。
単複ドロー
全日本人ATPランキング

杉田祐一、ウィンブルドンに続き、次はUSオープン予選突破を狙う

記事:塚越亘/塚越景子 写真 by Hiroshi Sato