8月30日 USオープン 5日目

3回戦で錦織圭(日清食品)が、オーストラリア期待の20歳、A・デミノーに2-6、4-6、6-2、3-6で敗れた。

「自分のテニスが100点ではない中、いい守備をされ、ミスが多かった。
サーブも最高ではなかったので、リターンゲームで余裕が出てこなく、厳しい戦いだった。
(デミノーの)守備の質が良く、振られたら浅い球が来ると思っていたが、深い球をしっかり返してきて、想像とは違うところがあった。
この負けをなるべくプラスにできるように練習して、次の大会までに調子を上げていきたい。」
次戦は9月30日開幕の楽天ジャパンオープン(東京・有明)の予定だ。

A・デミノーは2018年の末に行われた「Next Gen ATPファイナルズ」で準優勝している。2018年末世界ランキングでは19歳ながら31位に。
2019年に入ると、1月、地元での「ATP250シドニー」でツアー初優勝。その後怪我で不調になったが、USハードコートシーズンに入り、7月下旬の「ATP250 アトランタ」も優勝している。

「ケイは自分が見本としてきた選手。その選手に勝つことができて嬉しい。
ケイのペースになると厳しくなるのは分かっていたから、集中を切らさないようにした」と初めてのトップ10選手の勝利とUSオープン16強入り決めた。

錦織圭インタビュー

「攻めきれない時が多かった。
アンフォーストエラーが多かった。
自分のテニスが100点でない中、ちょっと差が出た。」

「ディフェンスされて、アンフォーストエラーが多く出た。もったいない。
そこが一番の負けた要因だと思う。」

「ファーストの入りがもう少し良かったら、もう少し楽にキープできていたかもしれない。
その分、リターンゲームに余裕が出てこない。」

「驚きは相手のディフェンスの質が高かったこと。
振ったらもう少し浅くなるかと思っていたら、そうではなく深く、しっかり打ってきた。
想像とは違っていた。」

「自分が攻めるのが理想。
ディフェンスがすごく良く、その前にミスが出てしまった。」

「彼の中でもかなり良かったと思う。
自分がついていけなかった。
自分の調子が上がって来なかった。」

デミノーの守備力にやられた

「今後のアジアシーズンには特にプレッシャーはない。
今はなるべく良くなるように練習して、楽天までには合わせていきたいと思う。」

錦織圭 攻めたが攻めきれず
試合詳細

第1セット

錦織のサーブで始まったオープニングゲーム、
攻める錦織だが、先にミスを重ねてサーブを落とす。
第3ゲームもブレークされ、0-3。

第4ゲームはデミノーの連続ダブルフォルトからブレーク・バック、1-3、そしてキープし2-3とついていく。

しかし、第7ゲーム、錦織はサーブをラブでブレークされ2-5。
踏ん張り錦織は、第8ゲームで0-40と3本のブレーク・ポイントを掴むが、デミノーに5ポイントを連続で取られ、第1セットを2-6落とす。

攻める錦織だがカウンターで攻守が変わってしまう。
このしぶといデミノーを西岡良仁は錦織を破った後、シンシナティ3回戦で破っている。

第2セットもデュース後にダブルフォルトにより、最初のサーブを落とす。

第8ゲーム、デミノーのダブルフォルト、そしてフォアをネットで30-40と錦織にブレーク・バックのチャンス。
ラリー戦、14回。攻めた錦織が遂にブレーク・バック4-4とした。

凄いラリー戦が続く、それにしてもデミノーは良く返す。
デュース後にブレーク・ポイントを握られ、錦織はフォアのフレームショット。
せっかくブレーク・バックしたが、ゲームポイントありながら、サーブを落とす。4-5。

デミノー、40-15とセットポイントを握る。
そこから錦織はデュースに2回持ち込むが、デミノーがしぶとくキープ6-4で第2セットも取った。

第3セット

第4ゲームを錦織はブレーク、3-1とリード。

続く錦織のサービスゲームは10分以上かかり、ブレーク・ポイントも握られながらも4回のデュースの末にボレーで決め4-1とする。

錦織のペースになってきたか?
セットポイントはなんとデミノーのダブルフォルト。第3セットを錦織は6-2で取った。

第4セット

フォアをロングし、15-40と、いきなりブレーク・ポイントを握られる。
バランス崩しバックをネット、0-1とサーブを落として始まる。

しかしすぐにブレーク・バック、1-1とする。

17回のラリー戦、錦織はフォアをオープンに決め、3-2。ちょっと力みが取れたか?

デミノーの40-0から錦織はリターン・エース2本などでデュースに持ち込む。
攻めた錦織だったが、デミノーのナイスロブをスマッシュするが、ネット。
デミノーはこのゲームをキープし3-3とすると、吠える!

錦織のサーブ、錦織のドロップ・ショットそしてクロパスをデミノーは飛びつつきポイントを決めるなどラブでブレークする。
錦織は3-4とピンチだ。

デミノー、40-30から5-3とキープ。

3-5、錦織のサーブ、フォアをネットし30-40とマッチポイントを握られる。
5回目のラリー、フォアがネット。
錦織は敗れてしまった。

2019 USオープン
賞金総額$57,238,700(約63億円)
会場:USTA Billie Jean King ナショナルテニスセンター
NY現地時刻(時差-13時間)
本戦:8/26-9/8,2019
オーダー・オブ・プレー
ライブスコア
大会日程

男子ドローPDF
女子ドローPDF

USオープンドロー
男子予選ドロー
女子予選ドロー

シングルス賞金(男女同額)
優勝:$3,850,000(4.3億円)
準優勝:$1,900,000(2.1億円)
ベスト4:$960,000(1.1億円)
ベスト8:$500,000(5500万円)
4回戦:$280,000(3100万円)
3回戦:$163,000(1800万円)
2回戦:$100,000(1100万円)
1回戦:$58,000(640万円)
賞金ブレークダウン($1=約110円)

積極的に攻めた錦織だったが、

USオープンは、WOWOWで8月26日~9月9日、連日生放送。ナビゲーター:伊達公子、解説:鈴木貴男、村上武資、神尾米、近藤大生

記事塚越亘/西谷明美/森下泰/塚越景子 写真佐藤ひろし/TennisJapan