9月18日 大阪 靱(うつぼ)テニスセンターで行われている東レPPO。
大坂なおみ(日清食品)の初戦である2回戦が行われ、大坂は181位のV・トモバ(24歳、ブルガリア)に苦戦するも、7-5、6-3で破り8強になった。
準々決勝では36位のY・プチンセワ(24歳、カザフスタン)と日比野菜緒を破ったV・フリンク(22歳、149位、ロシア)の勝者と20日(金)に対戦する。
女子ダブルス1回戦が行われ、土居美咲(ミキハウス)/日比野菜緒(ブラス)組がロレンゾ(アメリカ)/カワ(ポルトガル)組を6-4, 6-3で破り8強となった。準々決勝では青山修子(近藤乳業)/柴原瑛菜(橋本総業)組と対戦する。
小堀桃子(橋本総業)/清水綾乃(Club MASA)組は第1シードのグローネフェルド(ドイツ)/シュアーズ(オランダ)組に2-6、5-7で敗れた。
大坂なおみ苦戦するが貫禄勝利!
たこ焼き食べたけど、お好み焼きまだ
大坂サーブで始まるが、40-15からサーブを落とす。
第3ゲームも落とし、大坂は0-3。
第2セットも最初のサーブをデュース7回、10分以上かかった末にサーブを落とす。
トモバは第2ゲームをキープし、大坂は0-2というスタート。
USオープンオープン以来約3週間ぶりの実戦、緊張もあったのだろう。
「勝ちたいという気持ちが強すぎ、ナーバスだった」
ボールがラケットの真に当たらない。ミスが多い。
このままトモバの確実なプレーにやられてしまうのではないか?と言う展開。
そんな状況でもパニックにならず、自分の持ち味のパワープレーを発揮して挽回するのは、大坂のテニスのスケールの大きさを感じる勝利だった。
「今日はチョット寒いけど、
見に来てくれていつもありがとう。」
「最初だけ緊張していた。」
「たこ焼きは食べたけど、
まだお好み焼きまだ食べてない。」
試合後のインタビューでは日本語で答え、ファンにサービスするいつもの大坂なおみの姿だった。
記事:塚越亘 塚越景子 写真:佐藤ひろし