10月3日(木) 「楽天ジャパン・オープン」4日目
127位のダニエル太郎(エイブル)が56位のJ・トンプソン(オーストラリア)を6-4、7-6 (3)で破り、大会初のベスト8になった。
「今週はサーブが良く、ラリー戦も、ボレーもバランスが取れている。
今までの中でも1番レベルの高いテニスができている」とダニエル。
昨日の内山靖崇(北日本物産)に続き、これで二人の日本人プレーヤーがベスト8へ進んだ。ATP500のツアーでは初の快挙だ。
4日(金)は11時より内山靖崇、続いてダニエル太郎、第3試合でジョコビッチの準々決勝などが行われる。10/4 オーダー・オブ・プレー
ダニエル太郎8強
J・トンプソン(オーストラリア)は25歳。56位だが、今年の全仏オープンでは3回戦、オランダでのウィンブルドン前哨戦に準優勝、7月には自己最高の43位になった。オーストラリアでは25位のA・デミノー、28位のN・キリオスに次ぐ選手だ。全オーストラリア人プレーヤー・ランキング
二人は今年2月のATP250シドニー国際(オーストラリア)で対戦している。
その時ダニエルは6-3、6-7(5)、0-6と逆転で敗れていた。二人の対戦成績
ダニエルは最初のサーブをラブでブレークすると、続く自分のサーブを15でキープする。
その1ブレークを生かし、6-4で第1セットを取る。
初のベスト8を意識したか、ダニエルのボールは浅くなる。
「最後まで続ける」という思いで必死に返球するダニエル、20回を越えるラリー戦が何度もあった。
キープが続き、タイブレークに。
11回のラリー戦、トンプソンが先にミス、そしてダブルフォルト、ミニブレーク2つ先行しダニエルは4-1、5-1とリード。
6-3のマッチポイント、トンプソンはフォアをネットし、ダニエルが1時間38分の戦いに勝利した。
$1,928,580 ATP500 Japan Open
会場:有明テニスの森公園
ライブスコア
オーダー・オブ・プレー
<<準々決勝>>
1]ジョコビッチ(SRB) vs 5]プイユ(仏)
3]ゴファン(BEL) vs 鄭現(韓国)
Q]内山靖崇 vs オペルカ(米)
ダニエル太郎 vs Q]ミルマン(豪)
<<2回戦>>
◎1]ジョコビッチ(SRB) 63 75 ●添田豪
◎5]プイユ(仏) 61 62 ●西岡良仁
◎3]ゴファン(BEL) 76(5) 76(2) ●シャポバロフ(CAN)
◎鄭現(韓国) 64 36 61 ●6]チリッチ(CRO)
◎オペルカ(米) 76(4) 76(2) ●シモン(仏)
◎Q]内山靖崇 67(2) 63 64 ●アルボット(MDA)
◎Q]ミルマン(豪) 63 62 ●ハリス(RSA)
◎ダニエル太郎 64 76(3) ●トンプソン(豪)
本戦ドローnet
本戦ドローPDF
記事:塚越亘 塚越景子 写真/伊藤功巳/鯉沼宣之/TennisJapan