3月6日 神戸のビーンズドームで行われデ杯、「日本対エクアドル戦」。
1日目は各国のNo.1対No.2のシングルス2試合が行なわた。
第1試合で日本の添田豪(GODAI)は、エクアドルのNo.1エミリオ・ゴメスに、5-7、6-7(3)で敗れてしまうスタートとなる。
続く第2試合には日本のNo.1、内山靖崇(北日本物産)が登場したが、ロベルト・キロスに6-7(4)、6-2、6-7(8)とマッチポイントを握りながらも敗れ日本はまさかの2連敗、後がない状況になってしまった。
「悔しい、二人共に良いプレーをしていたのだが。
勝負はまだ決まってない。
明日に全てを賭ける」と岩淵監督。
まだまだここからですよ。デ杯は何があるかわからないし0ー2からの逆転は沢山起きてる事なので明日も応援します。添田さん内山君お疲れ様でした。日本チーム明日も宜しくお願いします🤲
皆さんも是非応援しましょう!#gojapan #teamjapan #tennis #daviscup #頑張ろう日本 #wowow— YOSHIHITO NISHIOKA (@yoshihitotennis) March 6, 2020
添田豪惜敗
●添田豪 5-7 6-7(3) ◎E・ゴメス
第1試合には、35歳、117位の添田豪が151位のE・ゴメスと対戦した。
「1試合目なので、良いスタートを切れるように頑張りたい。
全力でプレーする」と言う添田の気持ちが空回り。
2017年9月のブラジル戦以来のデ杯でのプレーのせいか動きがかたく、最初のゲームをブレークされる。
1-3となるが、4-4と追いつき、5-4とキープ。
添田のペースかと思われたが、5-5でブレークされ第1セットを5-7で落とす。
第2セットもサーブを落とすが、追いつくと言う展開に。
6-5とキープし、ゴメスのサーブながら30-40とデュースの時にセットポイントが2度あったが、ゴメスはキープ。
タイブレークの末に敗れてしまった。
ゴメスは1990年全仏オープン優勝者アンドレス・ゴメスの息子であるだけに基本がしっかりとしたテニスをしていた。
内山靖崇3つのマッチポイント逃れ
3つのマッチポイントあったが
●内山靖崇 6-7(4) 6-2 6-7(8) ◎R・キロス
錦織圭、西岡良仁が不出場のために、日本のNo.1プレーヤーとして戦う内山靖崇。
お互いにサービスをキープし、タイブレークへ。
最初のポイント、19回のラリー戦の末にミニブレークされた内山、挽回できず第1セットを取られる。
第2セットでは最初のゲームをブレークし、6-2で取り返す。
ファイナル・セットは内山3-4のサーブで0-40のピンチをキープ。
内山4-5のサーブでは0-40と絶体絶命のマッチポイントを握られたが3つのマッチポイントを逃れ5-5とする。
タイブレークでは6-5、7-6、8-7と内山は3回マッチポイントを握ったのだが、8-10で悔しい惜敗をした。
内山のランキングは90位。キロスは276位。
昔からデ杯は「ランキングは関係ない」と言われているが、正にその言葉通りのバトルだった。
内山が取ったポイントは116、キロスは4ポイント少ない112、1ゲーム少なかったが勝者になった。
「日本対エクアドル」
会場:ビーンズドーム(無観客試合)
新型コロナウイルスの影響により、無観客開催
WOWOW連日生放送
3月6日
●添田豪 57 67(3) ◎E・ゴメス
●内山靖崇 67(4) 62 67(8) ◎R・キロス
3月7日 11:00より
第3試合:内山靖崇/ マクラクラン勉 vs ヒダルゴ/エスコバル
第4試合:内山靖崇(90位,27歳) vs E・ゴメス(151位,28歳)
第5試合:添田豪(117位,35歳) vs R・キロス(276位,28歳)
記事:塚越亘 塚越景子 写真 H.Sato/TennisJapan