4月21日 マドリードオープンの主催者は錦織圭(日清食品)がオンライン上で対戦するeテニスゲーム大会に出場することを発表した。

コロナウイルスの影響により5月3日から10日まで予定されていたATP/WTA男女共催の「マドリードオープン」は中止となったが、代わりに『マドリードオープン・バーチャル・プロ』という、オンライン・ビデオゲーム大会が4月27日から30日にかけて開催される。

出場選手は錦織圭、ナダル、マレー、ティエム、ズベレフ、ゴフィン、イズナー、既に引退したフェレールなど豪華メンバーが揃う。(参戦選手リスト)

「大会に参加できるのは楽しみ。みんな実際のコートに戻ることを楽しみにしているけど、家にいる間はこういう形でファンを楽しませるのも必要だと思う」とゲーム好きの錦織は語った。

大会は男女各16名のプレーヤー達が自宅からオンラインで対戦する。それぞれの優勝賞金は15万ユーロ(約1800万円)。
大会はコロナウイルスの影響で経済的に困窮している選手らへの支援が目的。さらに5万ユーロ(600万円)がコロナ感染症対策に寄付される。詳しいニュースリリースはここ

錦織、2014年にはこの大会(マドリード・オープン)で準優勝(その時の記事)。念願のトップ10入りを決めた記念すべき大会である。

『ムチュア・マドリードオープン・バーチャル・プロ』

 

フェデラーと練習する錦織圭 2019年マドリードオープン

 

記事:塚越亘 塚越景子 写真TennisJapan