ATP/WTA男女共催の「マドリードオープン」はコロナウイルスの脅威で今年は中止になった。
その代わりにトッププレーヤー達がラケットではなく、ゲームコントローラーに持ち替えて、オンライン・ビデオゲームで戦う『マドリードオープン・バーチャル・プロ』が4月27日から30日にかけて開催される。

そのドローができ、錦織圭(日清食品)はグループ3に入った。

男女各16選手が4組ずつに分かれ、自宅からオンラインで対戦。
4月27、28日は各グループの総当たり戦。
各組上位2人が29日の準々決勝に進出。30日には準決勝と決勝が行われる。
それぞれの優勝賞金は15万ユーロ(約1800万円)。

グループ1
ナダル(スペイン)、モンフィス(フランス)、シャポバロフ(カナダ)、マレー(イギリス)

グループ2
ティーム(オーストリア)、シュワルツマン(アルゼンチン)、イズナー、フェレール(スペイン)

グループ3
錦織圭、チチパス(ギリシャ)、フォニーニ(イタリア)、ティアフォー(アメリカ)

グループ4
ズべレフ(ドイツ)、ゴファン(ベルギー)、ハチャノフ(ロシア)、プイユ(フランス)

大会はインターネット中継される。『マドリードオープン』Facebookで視聴可能とのこと

大会はコロナウイルスの影響で経済的に困窮している選手らへの支援が目的。
男女の優勝者は約1800万円の賞金の中から寄付。
大会主催者は食品を無償提供するマドリードのフードバンクに約600万円を寄付する。
詳しいニュースリリースはここ

錦織圭はグループ3

2014年この「マドリードオープン」に錦織圭は準優勝:その時の記事、この大会で8強になった時点で念願のトップ10入りを決めた。

記事:塚越亘 塚越景子 写真 「マドリードオープン」