8月31日、2020 USオープン 初日。
2018年のチャンピオン大坂なおみ(日清食品)vs土居美咲(ミキハウス)の対戦は初日のメインイベントとしてセンターコートのナイトセッションで行われ、大坂が苦しみながらも、6-2,5-7,6-2で土居の挑戦を退けた。
USオープンの本戦は初出場の内山靖崇(積水化学工業)は、第20シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)を苦しめたが、ファイナル・セットの末に悔しい敗戦を喫した。
内山靖崇惜しい
グランドスラム大会初勝利ならず
<<USオープン1回戦>>
●内山靖崇 6-4 3-6 6-1 3-6 3-6 ◎20]カレーニョ ブスタ(スペイン)
カレーニョ ブスタと言うと2019年の全豪オープン4回戦での錦織圭(日清食品)との5時間5分の激戦を思い出す。
その時カレーニョ ブスタは、ファイナル・セットのタイブレークを8-5でリードしていた。
錦織圭5時間5分の大逆転劇 8強【全豪オープン】
2017年のUSオープンでは4強になっている。
その強者に内山は思い切りのいいプレーで挑戦した。
第1セット、第3セットを取り、2-1とリードする。
カレーニョ ブスタはしぶとい、決まったと思われるボレーも良く読み拾い返す。
内山はなかなか攻めきれず、ゲーム展開では押しながらも3時間21分の激戦の末に逆転負けを喫してしまった。
悔しい敗戦。
この負けから多くを学んで、価値のある敗戦にします。
応援ありがとうございました🙏#usopen #usopen2020Carmen Mandato/USTA pic.twitter.com/9G5HaXiDfS
— 内山靖崇 / Yasutaka UCHIYAMA (@yasutaka0805) September 1, 2020
土居美咲
大坂なおみを苦しめるが
<<USオープン1回戦>>
◎3]大坂なおみ 62 57 62 ●土居美咲
つい2日前に終わった、ウエスタン・アンド・サザン・オープンでは、左太ももの裏側を痛めて決勝を棄権した大阪。
その怪我はまだ完璧には治っていないのだろう。
ちょっと気にするようなプレーに見える。
それにしても土居のテニスの切れとスピードは凄かった。
第2セットは5-2とリード、そのまま試合を押し切るように見えたが。
5-5に追いつかれる。
土居は第2セットを7-5で取りかえしたが。
すんなり5-2から土居が第2セットを取っていたら展開はわからなかった。
.@naomiosaka walked out in a Breonna Taylor mask for her night match at Arthur Ashe stadium.#USOpen pic.twitter.com/Ubxwst54kl
— US Open Tennis (@usopen) September 1, 2020
白人警官によって射殺された黒人、ブリオナ・テイラーさんの名前が入ったマスクをつけて入場の大坂なおみ。
賞金総額$53,402,000(約60億円)
会場:USTA Billie Jean King ナショナルテニスセンター
NY現地時刻(時差-13時間)
本戦:8/31 - 9/13,2020
日本男子
<<USオープン1回戦>>
●内山靖崇 64 36 61 36 36 ◎20]カレーニョ ブスタ(スペイン)
西岡良仁 vs A・マレー(イギリス)
杉田祐一 vs U・アンベール(フランス)
添田豪 vs 6]M・ベレッティーニ(イタリア)
ダニエル太郎 vs G・バレール(フランス)
男子ドロー
男子ドローPDF
日本女子
<<USオープン1回戦>>
◎3]大坂なおみ 62 57 62 ●土居美咲
日比野菜緒 vs 10]G・ムグルッサ(スペイン)
奈良くるみ vs マリア・ティーグ(ルーマニア)
女子ドローPDF
シングルス賞金(男女同額)
優勝:$3,000,000(3.3億円)
準優勝:$1,500,000(1.6億円)
ベスト4:$800,000(1億円)
ベスト8:$425,000(4600万円)
4回戦:$250,000(2700万円)
3回戦:$163,000(1800万円)
2回戦:$100,000(1100万円)
1回戦:$61,000(670万円)
賞金ブレークダウン($1=約110円)
錦織圭(日清食品)はヨーロッパ、9月8日からオーストラリア、キッツビュールで行われるATP250 ジェネラリ・オープンに出場予定。
記事:塚越亘 塚越景子 写真 K.Masuda