USオープン 女子シングルス準決勝で22歳の大坂なおみ(日清食品)が、25歳の元全米学生チャンピオンの J・ブレイディ(米国) との大激戦を 7-6(1)、3-6、6-3 で制し、2018年の優勝以来、2年ぶりのUSオープン決勝に進出した。

グランドスラム大会3度目の女王に王手をかけた大坂の決勝戦は 9月12日午後4時(日本時間13日朝5時)から行われる。
対戦相手は元No.1で、2012、2013年USオープン準優勝の V・アザレンカ(ベラルーシ) だ。

同じ9月12日、コロナの影響で日程が変更された、BNLイタリア国際(通称イタリアン・オープン)予選が始まる。
男子予選には内山靖崇(積水化学工業)、杉田祐一(三菱電機)、ダニエル太郎(エイブル)。男子予選ドロー
女子は日比野菜緒(ブラス)、土居美咲(ミキハウス)が挑戦する。女子予選ドロー

14日から行われる本戦には、錦織圭(日清食品)、とラストインで西岡良仁(ミキハウス)が参戦する。
女子では大坂なおみもエントリーリストには名があるが、出場は微妙だ。

イタリアン・オープン大会データー
大会公式HP: Internazionali BNL d'Italia
男女56ドロー、赤土クレー
会場:Foro Italico
9/14 - 9/21, 2020
ローマ現地時刻(時差-7時間)

オーダー・オブ・プレー

男子 €3,854,000 ATP1000 ROME
男子ドローnet版
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女子 $2,098,290 WTA Premier 5 ROME
女子ドローnet版
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375日ぶり
錦織圭が戻ってきた!

錦織にとっては、昨年8月30日のUSオープン3回戦以来、375日ぶりの実戦。


9月8日(日本時間9日)、錦織圭(日清食品)の復帰戦、 ジェネラリオープンの1回戦が行われ、錦織は2016年のジュニア世界No.1の M・キツマノビッチ(21歳、セルビア) に6-4、4-6、2-6の逆転で敗れた。

第1セットは久しぶりの実戦にもかかわらず、精密なテニスでストロークエースを連発、錦織は5-0とリードする。

キツマノビッチはお手上げ状態、コロナ禍の時に左手を骨折したらしく、トレーナーを呼び、メディカルタイムを取り、その治療を始めたりする。
リタイヤかな?と思われたが、なんと1ゲーム取ると、そこから大挽回をキツマノビッチは始めた。

ファイナル・セットに縺れ、錦織は決められるボールを拾われたり、
40-15のゲームポイントで、ファースト・サーブ後、サーブ&ボレーで前に出るが、ボレーせず、ウォッチしたボールがインになり、結局そのゲームを落とすなど、実戦不足からくるミスが多かった。

「久しぶりの実戦で、課題ばかりだが、テニスはそこまで悪くない。
できるだけ試合をこなし、実戦の感覚をとりもどしたい」と錦織。

西岡良仁
クレー難しい

西岡良仁


西岡良仁(ミキハウス)の1回戦も行われ、西岡は第7シードのG・ペラ(アルゼンチン)に3-6、0-6で敗れた。
「高地のクレーコートに上手く対応できず終了しました。
ローマまでにはクレーコートに慣れていければいいなと思います。」西岡良仁Twitter

2020 Generali Open
賞金総額40万355ユーロ
会場:Kitzbuhel, Austria
現地時刻(時差-7時間)
本戦:9/08 - 9/13, 2020
シングルス28ドロー
ダブルス16ドロー

シングルスドローPDF

錦織は西岡と組んで、ダブルスにも出場したが第1シードのグラノイェルス(スペイン)/ゼバロス(アルゼンチン)組に2-6、3-6で敗れた。
マクラクラン勉(イカイ)/バンブリッジ(イギリス)組は、フォニーニ(イタリア)/リンドステット(スウェーデン)を破り、6-3、6-2で破り8強。
ダブルスドローPDF
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錦織圭、西岡良仁、イタリアンオープン会場で練習 photo 西岡良仁Twitter


この後、21日からはドイツ・ハンブルク、そして27日からは全仏オープン(パリ)だ。

記事:塚越亘 塚越景子 写真 ©ジェネラリオープン