10月10日 全仏オープン
女子シングルスは19歳の イガ・シフィオンテク(ポーランド) が初のグランドスラム大会優勝を飾った。男女を通じてポーランド選手として初の快挙だ。
その快挙を大坂なおみ(日清食品)がTwitterを通して「AHHHHHHHHHHHH!!!!」と祝福する。
AHHHHHHHHHHHH!!!! 🥳😭❤️❤️❤️
— NaomiOsaka大坂なおみ (@naomiosaka) October 10, 2020
大坂とは昨年のカナダオープン4回戦で対戦 6-7(4)、4-6 だった。
負けてガッカリしていたが、大坂に「凄く良いプレーで感動した。才能ある」と勇気付けられたという。
それ以来SNS友達になり、全豪オープンでは一緒に食事をしたりする仲になった。
「大坂のUSオープン優勝は私を奮い立たせてくれた。
正しい努力を続ければ、私ももっとやれる」と大坂の努力に見習い、その成果が表れた。
シフィオンテクの優勝の原動力は大坂のなにげない一言と行動だった。
シフィオンテク
ツアー初優勝がグランドスラム大会
<<女子決勝>>
◎シフィオンテク 6-4 6-1 ●ケニン
凄く積極的なプレーを展開するシフィオンテク。
なんと今年の全豪オープンチャンピオンのケニンにたいして3-0とリードする。
4回戦ではハレプ(ルーマニア)を6-2,6-1と、僅か3ゲームを許したでけで撃破したのが頷ける。
これが初のグランドスラム大会4回戦を超えだった。
初のグランドスラム大会決勝のプレッシャーはないのだろうか?
3-1、15-40からなんとダブルフォルト!
やっぱり重圧もあるのだろう。
それとケニンがループ気味のいやらしボールでシフィオンテクの勢いを消す。
シフィオンテクにミスが出るようになっている。3-3と追いつかれる。
第8ゲームは10分もかかる長いゲーム、5回のデュースの末にシフィオンテクはブレークし、5-3とリード。
5-3、シフィオンテクのサービング・フォ・ザ・セット、
ダブルフォルトなどもあり、デュースに縺れる。
セットポイントもあったが、ケニンは鋭角なリターン・エースを決め4-5とブレーク・バックする。
ケニンが復活しプレッシャーをかける。
縺れるかと思われたゲームだったが、シフィオンテクが積極的にプレーしまたブレーク、第1セットを6-4で取った。
シフィオンテクにとってこれがまだ7度目のグランドスラム大会とは思えない落ち着きぶり。
第2セット、2-1、ケニンは左腿の怪我の治療でメディカルタイムアウトを取ってコートを離れる。
それから左腿にテーピングを施してなんとか戦闘意欲を駆り立て戦うがシフィオンテクの勢いは止められなかった。
「何が起きているのか、
何と言ったらよいのか」わからないと、大坂なおみのような初々しい優勝スピーチ。
ツアー初優勝がグランドスラム大会の一つ、この全仏オープンだった。
決勝戦 ハイライト
シフィオンテク 優勝記者会見
「おめでとう&悔しい」
シフィオンテクと全仏ジュニアで戦った内藤祐希
「おめでとうと同時に2年前同じ舞台で戦っていたので悔しさもあります。
自分にもチャンスがあると思うので、私に勇気も与えてくれました。
早く同じステージに行きたいですが、一歩一歩頑張りたいと思います。
まずは28日からの全日本選手権、頑張りますので、応援よろしくお願いします」内藤祐希
シフィオンテクは2018年のウィンブルドンジュニアで優勝しているが、その4週間前の、2018年の全仏オープンジュニア は4強だった。
その時、内藤祐希(亀田製菓)はシフィオンテクと対戦し、5-7、5-7と競りあった。内藤は佐藤南帆と組んだダブルス決勝でも対戦、2-6、5-7だった。
内藤祐希 期待の18歳 予選から準優勝【$60,000久留米ITF】
福岡県久留米市の新宝満川地区テニスコートで行われた「$60,000 久留米市ユー・エス・イーカップ国際女子テニス2019」、ITF女子サーキット、WTAツアーの下部大会。 内藤祐…
賞金総額€38,000,000(約47億円)
優勝賞金:€1,600,000 (約2.4億円)
準優勝:€850,500(1.1憶円)
ベスト4:€425,250(5300万円)
ベスト8:€283,500(3500万円)
4回戦:€189,000(2400万円)
3回戦:€126,000(1600万円)
2回戦:€84,000(1100万円)
1回戦:€60,000 (約750万円)
本戦:男女128ドロー
赤土クレー
会場:Rolandgarros
本戦:9/27 - 10/, 112020
パリ現地時刻(時差-7時間)
オーダー・オブ・プレー
ライブスコア
<<女子決勝>>
◎I.Swiatek(POL) 64 61 ●4]S.Kenin(USA)
<<準決勝>>
◎I.Swiatek(POL) 62 61 ●Q]N.Podoroska(ARG)
◎4]S.Kenin(USA) 64 75 ●7]P.Kvitova(CZE)
<<日本人女子2回戦>>
◎30]O・ジャバー(チュニジア) 7-6(4) 6-4 ●日比野菜緒
<<1回戦>>
◎日比野菜緒 64 60 ●Q]M・コスチュク(ウクライナ)
◎13]P・マルティッチ(クロアチア) 76(2) 75 ●土居美咲
USオープン女王の大坂なおみは欠場。
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女子ドローPDF版
ドロー
<<予選>>
女子は奈良くるみ、日比万葉、内藤祐希、村松千裕が挑戦したが敗れた。
女子予選ドロー
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記事:塚越亘/塚越景子/T.Terashima/Y.Morishita photo:ローランギャロス2020