12月27日、日本テニス協会は12月3日から開催予定だった『第35回テニス日本リーグ』の中止を決めた。
テニス日本リーグの1stステージは、12月3日(木)~6日(日)、2ndステージは2021年1月20日(水)~24日(日)、横浜国際プールテニスコートと兵庫県ブルボンビーンズドームで、そして決勝トーナメントは東京都体育館で2021年2月5日(金)~7日(日)に開催予定だったが新型コロナウィルスの感染危機のためにやむなく中止が決まった。
日本リーグ開催中止決定のお知らせ
「来る 12 月 3 日から開催が予定されている第 35 回テニス日本リーグに関しましては、
11月11日開催の本協会常務理事会にてその開催が確認されたところです。
しかしながら、全国そしてとりわけ 1st ステージ開催地である神奈川県と兵庫県での感染症状況に劇的な変化が見られ、
この状況は日本リーグ開催の方針を決めた 3 ケ月前、そしてそれを常務理事会で確認した 2 週間前とは大きく異なる事態に至っています。
そして、この傾向は大会日程に向けて更に悪化することも予想されています。
こうした状況の変化を受け、この数日、本大会の主催者である本協会は、
実業団委員会・医事委員会を中心に、追加的な感染防止策導入により、リスクを最小限にとどめながら、できるだけ安全に大会を実施するための方法を模索し、
一方で、政府、自治体から発せられる都道府県を超えた移動の自粛要請の動きや大会開催地域における感染者数の動向等を注視し、
大会開催の可否について慎重に検討を進めてまいりました。
その結果、日本テニス協会は本日、第 35 回テニス日本リーグの開催を中止させていただく決定をするに至りました。
本大会に向けトレーニングしてこられた選手、チームスタッフ、出場チーム企業の関係各位のこれまでの健康チェックを含むご協力に対し感謝致します。
そして、次年度以降のテニス日本リーグの継続と更なる発展に向けて、関係各位引き続きご支援とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
2020 年 11 月 27 日
公益財団法人日本テニス協会
専務理事 福井烈
実業団委員長 矢澤猛
日本リーグ開催中止決定 全文 みんなの努力で開催予定だったが
昨年度の日本リーグ
男子は橋本総業
女子は島津製作所が優勝
日本リーグ 決勝トーナメント
期間:2020年2月7日(金)~9日(日)
昨年度は男子は橋本総業が3連覇を狙う三菱電機を破り念願の日本一に輝いた。
<<男子決勝>>
◎橋本総業 2-1 ●三菱電機
橋本総業 念願の日本一に 三菱電機の3連覇阻む
<<準決勝>>
◎橋本総業 2-1 ●イカイ
◎三菱電機 2-1 ●エキスパートシズオカ
<<準々決勝>>
◎橋本総業 3-0 ●レック興発
◎イカイ 3-0 ●伊予銀行
◎エキスパートシズオカ 3-0 ●ノアインドア
◎三菱電機 2-1 ●マイシン
女子は島津製作所が優勝。島津製作所3年ぶり優勝 2位明治安田生命 3位橋本総業
<<女子決勝>>
◎島津製作所 2-1 ●明治安田生命
<<準決勝>>
◎明治安田生命 2-1 ●橋本総業
◎島津製作所 3-0 ●ノアインドア
<<準々決勝>>
橋本総業 vs bye
◎明治安田生命 3-0 ●日本郵政
◎ノアインドア 2-1 ●リコー
島津製作所 vs bye
記事:塚越亘/塚越景子 写真 伊藤功巳/鯉沼宣之/TennisJapan