2021年のグランドスラム大会の第一戦 「全豪オープン」 は、新型コロナウイルスの影響で2月8日から始まるが、その予選はなんと約1ヶ月前にメルボルンではなく、中東のドーハとドバイで行われた。

1月10日から始まった全豪オープン予選は13日に男女それぞれの決勝ラウンド(3回戦)が行なわれた。
予選には日本人プレーヤー10人が挑戦し、女子では182位の 日比万葉(グラムスリー) が155位のK・ラヒモワ(ロシア)を6-4, 6-4のストレートで破り本戦入りを決めた。

116位のダニエル太郎(エイブル)はE・イメル(スウェーデン)に1-6, 2-6敗れて、2年ぶり4度目の本戦の舞台を逃してしまう。

負けてしまったダニエルは試合後にツイッターで、

その後ダニエル、ラッキールーザーで本戦入りが確定

「全豪の本戦に入る事ができました!
パンデミック中なのでいつもより選手が抜けるのは当たり前ですがラッキー!!!!!!
オーストラリアにチャーター便で他の選手達やスタッフなどと向かいます」。ダニエル太郎 Twitter

日比万葉 見事予選突破
ダニエル太郎 ラッキー

<<予選決勝ラウンド>>
日比万葉 6-4 6-4 ●K・ラヒモワ

対戦相手の K・ラヒモワ(155位) はまだ19歳。ロシア期待の選手、昨秋の全仏オープンでは予選を勝ち上がり本戦2回戦まで行っている。
対する24歳の日比は、オープニングゲームをブレークし、第1セットを6-4で先取。

第2セットは4-0とリード、その後接戦に持ち込まれるが、6-4で見事本戦の切符を勝ち取った。

日比のグランドスラム本戦出場は2015年USオープン以来6年ぶり。その時も予選を勝ち上がっての本戦入りだった。
全豪オープンでの予選出場は今回が3度目、初の本戦だ。
日比万葉グランドスラム大会での成績

<<予選決勝ラウンド>>
ダニエル太郎 1-6 2-6 ◎E・イーマー

116位で第5シードのダニエルは予選決勝でスエーデンのE・イーマー(24歳、204位)と対戦。
第1セット、ブレーク・チャンスがありながらブレークできないダニエルは0-5とリードされる。
第2セットもいきなりブレークされるスタート。1-6、2-6で敗れた。

しかし、コロナ禍で本戦に不出場選手が多くいたためにラッキールーザーで本戦入りを決めた。
ダニエル太郎グランドスラム大会での成績

本戦は2月8日から

気になる本戦は約1ヶ月後の2月8日(月)からだ。
日比万葉、ダニエル太郎など本戦入りした選手はチャーター便でメルボルンに移動し、2週間の隔離を経て、2月8日開幕の「全豪オープン」本戦へ出場する。

本戦出場の日本人選手は男女合わせて9名となった。
男子は錦織圭(日清食品)、西岡良仁(ミキハウス)、杉田祐一(三菱電機)、内山靖崇(積水化学工業)、ダニエル太郎(エイブル)。
女子は大坂なおみ(日清食品)、日比野菜緒(ブラス)、土居美咲(ミキハウス)、日比万葉(グラムスリー)。

2021全豪オープン
本戦:2/08(月) – 2/21(日)
予選:1/10(日) – 1/13(水) 

オーダー・オブ・プレー
ライブスコア

男子予選はドーハで行われ、116位のダニエル太郎(エイブル)、134位の添田豪(GODAI)、189位の伊藤竜馬(北日本物産)、240位の守屋宏紀(北日本物産)が出場。
男子予選ドロー

女子予選はドバイで行われ、160位の奈良くるみ(安藤証券)、182位の日比万葉(グラムスリー)、184位の内藤祐希(亀田製菓)、211位の村松千裕(グラムスリー)、238位の岡村恭香(橋本総業)、258位の大前綾希子(島津製作所)が出場。
女子予選ドロー

見事予選突破の日比万葉

記事:塚越亘/塚越景子 写真2021全豪オープン