2月8日から2月21日まで今年最初のグランドスラム大会 「全豪オープン」が開催される。
全豪オープンに出場する選手とコーチ、大会を支える審判、テレビや新聞などのメディア関係者たちは17機のチャーター便で、7つの都市から1月15日前後にメルボルンに着くように向かったが、ドバイ、ロスアンゼルスの搭乗者から新型コロナウイルス(COVID-19)の陽性者が出てしまった。(陽性者全体で5人)
ロスアンゼルスから乗った錦織圭(日清食品)、ドバイからのダニエル太郎(エイブル)など、同乗した72人のプレーヤーたちはそのためにホテルの部屋から一歩も出られず、隣部屋にチェックインしたコーチでさえも会えない完全隔離と言う厳しいロックダウンを課されている。
充分な練習時間が無い、待遇が不公平だとロックダウンされたプレーヤーたちから困惑や不満の声が出ているが、錦織、ダニエル太郎共に現実を受け入れて我慢の生活をしているようだ。
「2週間練習できないことは大変、前を向いて毎日過ごしている。
コロナ禍で大変な中、大会開催を可能にしてくれた全ての人々に感謝。
あと数日頑張ります」。錦織圭 Twitter
I just shared a post from Kei's app.
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— Kei Nishikori (@keinishikori) January 19, 2021
「元気です。
トレーニング道具も沢山送ってもらい充実した日々を送っています!」とダニエル太郎 Twitter。
隔離生活5日目のアップデート。全然元気です。トレーニング道具も沢山送ってもらい充実した日々を送っています! pic.twitter.com/Z7KbnRtvTm
— ダニエル太郎/Taro Daniel (@tarodaniel93) January 20, 2021
西岡良仁、内山靖崇など順調に練習
全豪オープンに出る選手は全員が到着後2週間のホテルでの隔離生活を送りつつ、その中で1日5時間は外で練習できる規則になっていたが、主催者側も初めての対応なので準備不足やハプニングで、直前に練習がキャンセルになるなどの混乱もあったが5日目あたりから順調に練習できるようになったようだ。
西岡、内山たちの隔離生活は1月29日(金)の23時59分までの予定。
「隔離期間もあと数日!
この生活に慣れてきて、全体的にスムーズに進んでいます!
こんな難しい状況でも全豪オープンは開催に向けて最大限尽力頂いていたんだなぁと再認識。
今オーストラリアに来れている事だけでも感謝です。
頑張るぞー!!!!!!」内山靖崇Twitter
「今日は雨予報で練習できないかと思ってたけど、できて良かった!」西岡良仁Twitter
今日は非常の涼しくて、良かった^_^
雨予報で練習できないかと思ってたけどそれもできて良かった!
今日はオーストラリアデイらしくて、それのデモが行われてて道が封鎖されてて、歴史の背景を調べて何故デモしてるのかとか勉強になった日だった。#オーストラリア #メルボルン #全豪オープン pic.twitter.com/okb2qVY13a— YOSHIHITO NISHIOKA (@yoshihitotennis) January 26, 2021
錦織圭、西岡良仁などは、2月2日からメルボルンで行われる国別対抗戦、「ATPカップ」に出場。
内山靖崇、ダニエル太郎、杉田祐一(三菱電機)はメルボルンでのATP250に出場予定だ。
2月1日~2月7日 ATP250 メルボルン1 「Murray River Open」
2月1日~2月7日 ATP250 メルボルン2 「Great Ocean Road Open」
2月2日~2月6日 「ATPカップ」
2月8日~2月21日 「全豪オープン」
2月22日~2月28日 ATP250 シンガポール 「Singapore Tennis Open」
ATPスケデュール
記事:塚越亘 塚越景子 写真:http://keisapp.com