13日、大阪の靱テニスセンターにて開催されている世界ツアー大会、HPジャパン女子オープン(ハードコート)の大会最終日、女子シングルス決勝とダブルス決勝が行われた。
世界ランク20位で第3シードのサマンサ・ストーサー(29歳、オーストラリア)は、同35位で第5シードのユージェニー・ブシャール(19歳、カナダ)と対戦し、3-6、7-5、6-2のフルセットで接戦を制し、2009年以来2度目の優勝を果たした。
以下、試合後のストーサーとプジャールのコメント。
ストーサー「とてもうれしい。1セット目を取られてしまったが、取り返して逆転することができてよかった。この後、マッサージを受けて、荷物の整理などで急がしいが、時間を見つけてお祝いを兼ね夕食(多分お好み焼き)を食べに行きたい」
プジャール「私自身は、ベストを尽くした。第1セットは、アグレッシブにできた。第2セットでレベルが上がって。第3セットでは、更にレベルが上がった。相手の方が強かった」
ストーサーは、張帥(24歳、中国)とのペアでダブルスでも決勝に進出しており、第2シードのクリスティナ・マダナビッチ(フランス)/フラビア・ペンネッタ(イタリア)組と対戦したが、4-6、3-6で敗退し単複での優勝は阻まれた。
HPオープン
シングルス
決勝
〇サマンサ・ストーサー(オーストラリア)[3] 3-6 7-5 6-2 ●ユージェニー・ブシャール(カナダ)[5]
準決勝
〇サマンサ・ストーサー(オーストラリア)[3] 6-1 6-2 ●マディソン・キーズ(米国)
〇ユージェニー・ブシャール(カナダ)[5] 6-2 6-2 ●奈良くるみ[WC]
準々決勝
〇奈良くるみ[WC] 7-6(4) 2-6 6-1 ●ポロナ・ヘルツォグ(スロベニア)
〇サマンサ・ストーサー(オーストラリア)[3] 6-1 3-6 6-3 ●土居美咲
2回戦
〇奈良くるみ[WC] 7-5 7-6(4) ●モニカ・ブイグ(プエルトリコ)[8]-
1回戦
〇クルム伊達公子 6-4 6-4 ●ローラ・ロブソン(英国)
〇奈良くるみ[WC] 6-3 6-2 ●カロリン・ガルシア(フランス)
〇土居美咲 6-1 6-2 ●シルビア・ソレルエスピノサ(スペイン)
ダブルス
決勝
〇クリスティナ・マダナビッチ(フランス)/フラビア・ペンネッタ
(イタリア)[2] 6-4 6-3 ●サマンサ・ストーサー/張帥
準決勝
〇クリスティナ・マダナビッチ(フランス)/フラビア・ペンネッタ
(イタリア)[2] 6-2 6-4 ●土居美咲/宮村美紀
準々決勝
〇土居美咲/宮村美紀 def. ●ヴァルヴァラ・レプチェンコ(ウズベキスタン)/サイサイ・ジェン(中国)
〇サマンサ・ストーサー(オーストラリア)/張帥(中国) 6-7(6) 6-3[10-5]●ラケル・コップスジョーンズ(米国)/アビゲイル・スピアーズ(米国)
1回戦
〇土居美咲/宮村美紀 7-6(5) 6-2 ●ジョアナ・ラーソン(スウェーデン)/モールトン・レビー(米国)
〇ヴァルヴァラ・レプチェンコ(ウズベキスタン)/サイサイ・ジェン(中国) 6-7(2) 6-2[ 10-5] ●奈良くるみ/尾﨑里紗[WC]
ラケル・コップスジョーンズ(米国)/アビゲイル・スピアーズ(米国)[2] 6-3 6-4 ●クルム伊達公子/シャネル・シェパーズ(南アフリカ)
※写真は、HPオープンシングルスで2009年以来2度目の優勝を果たしたサマンサ・ストーサー