5月4日 ATP,WTA男女共催大会 Mutua マドリードオープン

男子1回戦が行われ、錦織圭(日清食品)が元世界8位のK・ハチャノフ(ロシア)を6-7(6)、6-2、6-2の逆転で破り初戦を突破した。

2回戦で第5シードのA・ズベレフ(ドイツ)と今晩対戦する。

ラッキールーザーで出場、1回戦に勝ち、2回戦で22位のC・ルード(ノールウェー)と対戦する西岡の試合も5日に入った。

11時からの第2試合が錦織。西岡は第5試合だ。5月5日オーダー・オブ・プレー。(錦織の試合は日本時間同日の20時ごろ、西岡の試合は5,6時間後の真夜中だろう)

放送はNHK、ガオラ、WOWOWオンデマンドで予定されている

錦織圭 さすが!!
レベル高いテニスでハチャノフ破る

<<マドリードオープン1回戦>>
◎錦織圭 6-7(6) 6-2 6-2 ●ハチャノフ

錦織対ハチャノフの対戦成績は2勝2敗。トスに勝った錦織はリターンを選んだ。

第1セット

第3ゲーム、ハチャノフの15-40、錦織はリターンを叩き、先にブレーク、2-1とする。

第4ゲーム、錦織0-40からブレーク・バックされると第6ゲームも落とし2-4に。

第7ゲーム、ハチャノフ40-0からデュースに持ち込み、ブレーク・バック3-4とする。

5-6でフォアをロング、30-40とセットポイントを握られるがキープ。

タイブレークでは6-4と先にセットポイントを握ったが、6-8で落とす。

「第1セットはディフェンシブで、自分からあまり打ててなかった」と錦織。

第2セットではラケットを「振り切って」プレー。

第1ゲームでブレーク・ポイントを握られるが、ここを凌いでキープ。
続くゲームでブレークに成功。

「ハチャノフに対しては、重要なショットだと思っていた」と言うバックのダウン・ザ・ラインを度々決める。

バックのダウン・ザ・ライン

「ビックリするくらい感覚が良かった」と

その後は互いにキープ、
第8ゲーム、ハチャノフ 2-5 40-15からフォアを決め


再びブレーク、

第2セットを6-2で奪い返す。

ファイナル・セット

錦織サーブの第1ゲーム、ハチャノフの攻撃リターンで0-30となるが、錦織はキープ。

第4ゲーム、ハチャノフのサーブで30-40とブレーク・チャンス。
ラリーで先に展開、カチャノフからミスを引き出してブレーク。

さらに第11ゲームでブレークに成功し、6-2。錦織圭が逆転勝利を収めた。

フォアを決め勝利

錦織圭vsハチャノフ YouTube動画(6:13から約3分)

素晴らしいプレーでハチャノフを破った錦織圭

記事:塚越亘 塚越景子 写真:Mutua マドリードオープン