6月28日 新型コロナウイルスの感染拡大のため2019年以来2年ぶりに開催の「ウィンブルドン」が700日ぶりに始まった。
センターコートのオープニングマッチには2019年のチャンピオン、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が登場、ワイルドカードで出場の地元イギリスのJ・ドレイパーを4-6、6-1、6-2、6-2の逆転で破り、16度目の初戦突破を果たした。
2週間前の全仏オープンに準優勝した第3シードのS・チチパス(ギリシャ)が世界ランク57位のF・ティアフォー(アメリカ)に4-6、4-6、3-6で敗れる番狂わせが起きた。(西岡良仁のウィンブルドン予想 ほぼ当たる)
この日のウィンブルドンは雨。
屋根のついていない外のコートは、5時間近く遅れてスタート。
土居美咲(ミキハウス)の試合は19時に始まり、ファイナル・セットに縺れる。
3-5では、リューにマッチポイントを握られたが、これを逃れ、4-5とサーブをキープしたところで、日没サスペンデッドとなり、試合は翌日の第2試合に持ち越された。
土居美咲ファイナル・セット4-5で順延
<<女子1回戦>>
土居美咲 6-2 3-6 4-5 順延 C・リュー
21歳のC・リュー(アメリカ)は予選勝者、120位、元ジュニア世界ランク1位で、2017年にはウィンブルドン・ジュニアで優勝している。
土居、第1ゲームでいきなりブレークに成功。
第5ゲームもブレークし、6-2で第1セットを取った。
第2セットでは第4、6ゲームのサーブを落とす。
第7ゲームをブレーク・バック、第9ゲームでも2度のブレーク・チャンスがあったが、3-6でセットを落とす。
ファイナル・セット
土居、40-0からデュースに持ち込まれたがキープ。
第3ゲームでは土居は0-40からナイスキープで2-1。
第5ゲーム、15-40、7回のラリー戦、左右に振られフォアをネット、先に2-3とサーブを落とす。
続くゲームでブレーク・バックのチャンスがあったが、リューが4-2とキープ。
3-5、土居のサーブ、40-15からの2回目のデュース、22回のラリー戦、バッククロスを決められ、マッチポイントを握られた。
リューのリターンは力が入り過ぎてロング、
デュース3回の末に土居は4-5とナイスキープ。
既に9時15分を過ぎ、あたりが暗くなり、ここで順延された。
錦織圭、西岡良仁の試合は3日目の30日(水)に
ウィンブルドン初日は雨の為に、屋根のないコートの進行は大幅に遅れ、消化できない試合も残る。
15番コートの土居4-5からの試合は第2試合に。
その後には杉田祐一(三菱電機)、日比野菜緒(ブラス)の試合が入った。
内山靖崇(積水化学工業)の試合は4番コートの第4試合。
6月29日 オーダー・オブ・プレー
錦織圭(日清食品)、西岡良仁(ミキハウス)の試合は3日目になった。
西岡良仁 チチパス苦戦(敗戦)当てる
(5:10から)
第2シードのメドベージェフも苦戦と大胆予想(3:10から)
錦織圭 vs A・ポピリン(オーストラリア)
67位、21歳、身長196cm、ツアー1勝
西岡良仁 vs J・イスナー(アメリカ)
33位、36歳、身長208cm、最高ランキング8位、ツアー15勝
杉田祐一 vs R・ガスケ(フランス)
55位、35歳、最高ランキング7位、ツアー15勝
内山靖崇 vs C・Alcaraz(スペイン)
75位、18歳。全豪、全仏は予選から勝ち上がり、2回戦、3回戦に進出した次世代期待の若手。
男子ドローnet版
<<女子1回戦>>
日比野菜緒 vs B・ペラ(アメリカ)
71位、26歳
女子ドロー
本戦予選共に128ドロー
予選:6/21 – 6/25
本戦:6/28 – 7/11 2021
ロンドン現地時刻(時差-8時間)
ウィンブルドン天気
オーダー・オブ・プレー
ライブスコア
記事:塚越亘/塚越景子/協力:大坪宏寿M.Otsubo Photo: H.Sato