7月1日 昨年はコロナ禍で中止となり、2年ぶりに開催の「ウィンブルドン」

日本選手でシングルス本戦に出場の男子は錦織圭(日清食品)、西岡良仁(ミキハウス)、杉田祐一(三菱電機)とラッキールーザーで内山靖崇(積水化学工業)の4選手。
女子は大坂なおみ(日清食品)は欠場したが、土居美咲(ミキハウス)と日比野菜緒(ブラス)の2選手が出場した。

1回戦を錦織圭、西岡良仁、日比野菜緒の3人が見事に勝利したが、3人共に残念ながら2回戦で敗れてしまった。
特に前日に完璧なプレーをして勝利した西岡、錦織の二人は、自分のテニスの良さを封印されての敗退だった。

東京オリンピック出場を決めた青山修子(近藤乳業)/柴原瑛菜(橋本総業)組

今日からダブルスが始まり、第5シードの青山修子(近藤乳業)/柴原瑛菜(橋本総業)組、土居美咲/ゴルビッチ(スイス)組、男子ダブルスでは、第14シードのマクラクラン勉(イカイ)/クラーセン(南ア)組が初戦を突破した。

錦織圭 イップス❓

<<2回戦>>
錦織圭 5-7 4-6 7-5 3-6 ◎J・トンプソン

前日の1回戦で、オーストラリア期待の21歳、ポピリンに1度もブレークされずに、記念すべきグランドスラム大会100勝を上げた錦織。(グランドスラム大会本戦初出場は18歳のウィンブルドン 写真↓)

錦織圭グランドスラム大会100勝 内山靖崇初勝利逃す【ウィンブルドン】

今日の対戦相手のトンプソンは、1回戦で第12シードのルード(ノルウェー)を破っているが、4時間を越えるフルセットを戦っている。

「試合前はけっこう早めにブレークのチャンスがくると思っていたが、
(トンプソンの)サーブが良かったのは意外。
ストロークやリターンもしっかり入れてきた」と錦織。

それもそのはず、2017年にはウィンブルドンの前哨戦、クイーンズでイギリスの英雄、当時世界1位のアンディ・マリーを 7-6(4)、6-2で破っている。
2019年はオランダでのウィンブルドン前哨戦で準優勝と芝で活躍している選手だ。

「1, 2セット目はまったくフォアが入んなかった。
3セット目からやっと入るようになってきたけど、今までにないくらいまったく入んなかった。
(それに対してトンプソンは)全然ミスんないので、ちょっとずつプレッシャーがかかってきたのかも」と錦織。
第1, 2セットではブレークポイントを一度も握れないで落とした。

そんな状況は
「イップス的な感じで、
急にまったく入んなくなった」と。
その感じは3セット目には治ったらしいが、トンプソンの勢いをとうとう止めることはできなかった。

錦織圭トンプソン 試合データー

西岡良仁
今日は別人❓

思わず笑ってしまうほど自分のプレーができなかった西岡良仁

<<男子2回戦>>
西岡良仁 1-6 0-6 2-6 ◎A・ベデネ(スロベニア)

前日行われた1回戦でJ・イズナー(アメリカ)を下し金星をあげた西岡。
トータルポイントでは西岡の151に対してイズナーは4ポイント多い155ポイント。
サービスエースの数は、イズナーが36で、西岡はたったの3。
コートを駆け回った総距離は、イズナーの6193メートル、西岡は約100メートル多い7179メートル。

ところが、データーでは下回る西岡が勝者だった。西岡良仁イズナー 試合データー

西岡良仁のスーパープレー動画
昨日は素晴らしいテニスを魅せた西岡良仁だったが、この日は1度もブレークチャンスを握ることなく敗れた。
昨日の5セットやった疲れが残っているのだろうか?

ベテネは64位、31歳、身長183cm、最高ランキング43位、ミスが少ないオールラウンドプレーヤー。
西岡は相手の弱点を突きたくてもそれが見当たらない。
競り合い、プレッシャーをかけたいところだが、先にミスが出てしまう。
「今日みたいな、相手が良かったら勝てないこともある。
結果はその時によって変わるもの」
笑顔で握手するのも、イライラを爆発して乱れ暴れるのも西岡良仁の勝負に対する純粋さだろう。

西岡良仁ベテネ 試合データー
「負けず嫌い魂」旺盛な西岡良仁、本当は凄く悔しがっているに違いない。
それとも試合態度が大人になったのか❓
応援する人々はそうなって欲しいと思う反面、コート上でも反骨精神も見せて欲しいと複雑だ。

でもみんな西岡良仁が好きだよ!!!!!!

日比野菜緒

ウィンブルドンで初勝利をあげた日比野菜緒だったが

<<女子2回戦>>
日比野菜緒 4-6 6-7(4) ◎ A・サスノビッチ(ベラルーシ)

サスノビッシは100位、27歳、身長175cm、最高ランキング30位の選手。
「良いプレーはできたが、相手の攻撃的なプレーに受け身となってしまい、自分のリズムがつかめず、
相手の積極さに負けてしまった」と日比野菜緒。

日比野菜緒サスノビッシ 試合データー

「ブレークするチャンスがなかった」と錦織圭

記事:塚越亘/塚越景子/協力:大坪宏寿M.Otsubo Photo: H.Sato