7月28日 東京オリンピック テニス競技。
男子シングルス3回戦で錦織圭(日清食品)がベラルーシのイバシュカに大苦戦するがストレートで下して準々決勝に勝ち上がった。
これでオリンピックではロンドン、リオ、東京と3大会連続での8強入りとなった。
準々決勝では世界1のノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。
その試合は15時開始のセンターコートの第二試合で行われる。
日本時間では17時半ごろだろうか?テレビ中継はNHK BS1 の予定。ネットで観たいひとは==>ここ「gorin.jp」をクリック
錦織圭「紙一重の戦い」
セットポイント掴まれたが逆転
<<男子シングルス3回戦>>
◎錦織圭 7-6(7) 6-0 ●イバシュカ(ベラルーシ)
昨日行われた2回戦ではギロン(アメリカ)の粘りに2時間を超える大接戦を闘った錦織。
今日は気温30度を超える暑さの中で試合は行われた。
大坂なおみ(日清食品)を破ったボンドロウソバ(チェコ)と対戦したバドサ(スペイン)は、第1セット3-6と落としたところで、熱中症のために途中棄権となっている。
そんな厳しい暑さの中、イバシュカは攻撃、第1セットの第3ゲームをブレークする。
直後に錦織はブレーク・バックしたが、4-4からのサーブを落とし、4-5。
またブレーク・バックし5-5とするが、また落とし、5-6と言う苦戦。
またまたブレーク・バックし、タイブレークに持ち込むが、
攻められ、0-1、0-2、1-3、2-5とリードを許す展開。
イバシュカにサービス・エースを決められ、4-6とセットポイントを先に握られた。
そこから挽回し、9-7で第1セットを取る。
なんと試合時間は1時間22分。
第2セットは6-0だが、これもスコア以上に大変な試合。
第3ゲームはデュース4回、10分以上かかる。
第5ゲームもデュース3回、7分以上。
紙一重の戦いだったが、しっかりと錦織が強さを発揮して8強になった。
錦織圭/マクラクラン勉組 惜敗
<<ダブルス準々決勝>>
◎1]メクティッチ/パビッチ(クロアチア) 63 63 ●錦織圭/マクラクラン勉
対戦相手のクロアチアペアは2週間前のウィンブルドンダブルスに優勝している。
第1セットは第9ゲームで、第2セットは第8ゲームで共に15-40とブレーク・バックのチャンスがあったが、生かせなかった。
柴原瑛菜/マクラクラン勉ミックスダブルス8強
柴原瑛菜(橋本総業)/マクラクラン勉(イカイ)組は準々決勝で第4シードのルブレフ/パブリュチェンコワ(ロシア)組と対戦する。
ミックスダブルスには男子ではシングルス世界ランキング、1位ジョコビッチ、4位チチパス、7位ルブレフ、女子では1位バーティー、8位シフィオンテク、18位パブリュチェンコワ、19位サカリなど豪華なメンバーが参戦している。
開催日: 2021年7月24日(土)~8月1日(日)
会場: 有明コロシアムおよび有明テニスの森公園
<<男子シングルス準々決勝>>
錦織圭 vs 1]ジョコビッチ(セルビア)
<<男子シングルス3回戦>>
◎錦織圭 76(7) 60 ●イワシュカ(ベラルーシ)
<<2回戦>>
◎錦織圭 76(5) 36 61 ●M・ギロン(アメリカ)
<<男子ダブルス準々決勝>>
◎1]メクティッチ/パビッチ(クロアチア) 63 63 ●錦織圭/マクラクラン勉
<<男子ダブルス2回戦>>
◎錦織圭/マクラクラン勉 63 64 ●7]マレー/スクプスキー(イギリス)
<<女子シングルス3回戦>>
◎ボンドロウソバ(チェコ) 61 64 ●2]大坂なおみ
<<2回戦>>
◎2]大坂なおみ 63 62 ●ゴルビッチ(スイス)
◎ベンチッチ(スイス) 62 64 ●土居美咲
日本は男子シングルスに錦織圭、西岡良仁、ダニエル太郎、杉田祐一の4選手、
女子シングルスに大坂なおみ、日比野菜緒、土居美咲の3選手、
男子ダブルスには錦織圭/マクラクラン勉、西岡良仁/ダニエル太郎の2組、
女子ダブルスには青山修子/柴原瑛菜と日比野菜緒/二宮真琴の2組、
混合ダブルスは柴原瑛菜/マクラクラン勉が出場。
記事:塚越亘/塚越景子 Photo:by ITF/Kopatsch/Sato/Sidorjak