9月20日 青山修子(近藤乳業)/柴原瑛菜(橋本総業)組が、2021年「WTAツアーファイナル」出場を決めた。
「WTAツアーファイナル」は1972年から始まった歴史ある大会。毎年その年のトップ8の成績を残したシングルス8名、ダブルス8チームだけによるエリート大会。
日本人ダブルスプレーヤーとしては2008年の杉山愛以来の快挙だ。
2019年からペアを組み始めた青山修子/柴原瑛菜組のツアー優勝は8回。
青山は通算17回、柴原は8回ツアー優勝を経験している。
2021年、今年の二人は19大会に出場。5大会に優勝している。
まずはツアー開幕戦のWTA500アブダビと2戦目のWTA500ヤラバレーを制したあと続く全豪オープンで8強入りし、4月にはグランドスラムに次ぐグレードのWTA1000マイアミ・オープン優勝。ヨーロッパに渡り、6月WTA250バイキング・オープン(イギリス)優勝。ウィンブルドンでは4強。
USオープン前哨戦のWTA250クリーブランドに優勝。USオープンでは優勝したストーサー(豪州)/張帥(中国)組に5-7 5-7 で競り負け、8強入りを逃したが活躍、現在ダブルスレース・ランキングで2位につけている。
「WTAツアーファイナル」は1972年に始まりクリス・エバートが最初のチャンピオンになっている。ダブルスは翌年の73年から始まり、コート夫人/カサルス組がチャンピオンになった。
会場はフロリダ、ロスアンゼルス、ニューヨーク、マドリード、シンガポールなどなど世界の大都市で行われ、2019年からは中国で資生堂WTAファイナルズ・深圳(シンセン)として行われてたが、昨年はコロナ禍で開催されず、今年も開催が危ぶまれていた。
今年は中国での開催が無理なので、メキシコのグアダラハラで11月8日から14日まで開催される。WTAファイナル今年はメキシコで開催。コロナが収まれば来年からは資生堂WTAファイナルズ・深圳(シンセン)として再開される。
First qualifiers announced for 2021 WTA Finals
1987年12月19日生まれ33歳
東京都町田市出身
早稲田大卒
青山修子 WTAデーター
青山修子(近藤乳業)Instagram
柴原瑛菜(橋本総業)
1998年2月12日生まれ23歳
両親は日本人。南カリフォルニア育ち。
2016年USオープン・ジュニア・ダブルス優勝。
2019年6月、国籍をアメリカから日本に。
柴原瑛菜 WTAデーター
柴原瑛菜とは?
柴原瑛菜(橋本総業)Facebook

記事:塚越亘 塚越景子 写真:Tennis Japan