2月21日(月) ATPツアー公式戦 「ドバイ・デューティーフリー・テニス選手権」、予選を突破したダニエル太郎(エイブル)が1回戦でツアー5勝の ダビド・ゴファン(ベルギー)を6-3、7-6(5)で破った。
凄い試合だった。
元世界7位のゴファンは精密機械のように角度を付けたり、ストレート深く打ってくる。
調子を上げているダニエルはそれに対応し、しぶとくプレーする。
お互いにチャンスがあればカウンターを打つ。
そんなラリー戦が何度となく続く。
一番長いラリー戦は42回続いた。
第2セット、4-5、ダニエルのサーブではダブルフォルトでゴファンにセットポイントを握られた。
ダニエル5-6のサーブの時にもデュース後にゴファンに2度目のセットポイントを掴まれた。
タイブレークでも4-5と劣勢だったが2時間(正式には1時間51分)の激戦の末の勝者はダニエル太郎だった。
「今日は珍しく冷たい風が強く、
見てる方は寒くて凍えていました。
そんなコンディションの中、
太郎のプレーはブレなく、自信に満ち、
ナイスファイト‼
立派に勝ちきりました。」高田充 日本デ杯コーチ
ダニエルは2回戦で、第6シードのシャポバロフ(カナダ)と23日(水)夜9時(日本時間24日朝2時)ごろに対戦する。
西岡良仁(ミキハウス)はメキシコ、アカプルコでのATPツアー500「アビエルト メキシコ・オープン」の予選を見事に突破!
本戦1回戦ではワイルドカードのフェリシアーノ・ロペス(スペイン)と対戦する。
その試合は現地2月22日(火)18時、日本時間23日朝9時からになった。
イタリアでのチャレンジャーに出場の内山靖崇(積水化学工業)だったが1回戦で第6シードのI・マルチェンコ(ウクライナ)に2-6、7-6(11)、4-6 2時間半の激戦の末に敗れた。
ダニエル太郎と西岡良仁の試合は WOWOWオンデマンドで視聴可能。
ATP500 ドバイ
ドバイ現地時刻 (時差 -5時間)
2/21 - 2/27 2022
第1シードはジョコビッチ(セルビア)、第2シードはルブレフ(ロシア)、第3シードはオジェ アリアシム(カナダ)、第4シードはシナー(イタリア)
西岡良仁 見事本戦入り
【秘話】ナダル選手のレジェンドっぷりを目の当たりにした話と、今週のドロー解説を同時にやっちゃいます。https://t.co/4GsipPaBoW
アカプルコ本戦入り!
一回戦は明日ですので本日はお休みです。恒例のドロー解説や、現地で見たアカプルコの色んな大会の情報などはYouTubeで!— YOSHIHITO NISHIOKA (@yoshihitotennis) February 21, 2022
ATP500 アカプルコ
2/21 - 2/26 2022
現地時刻(時差 -15時間)
第1シードはメドベージェフ(ロシア)、第2シードはズベレフ(ドイツ)、第3シードはチチパス(ギリシャ)、第4シードがナダル(スペイン)
イタリアチャレンジャー 内山靖崇惜敗
綿貫陽介望月慎太郎組ダブルス出場
記事:塚越亘/塚越景子 photo ドバイ・デューティーフリー・テニス選手権