アメリカ、フロリダ州マイアミで行われている「マイアミ・オープン」。グランドスラム大会に次ぐ格のビッグトーナメント。
男子シングルス2回戦で予選から勝ち上がってきている西岡良仁(ミキハウス)が、第24シードのダニエル・エバンス(イギリス)を3-6、6-4、6-3の逆転で破り3回戦に進出した。3回戦で西岡はロイド・ハリス(南アフリカ)と対戦する。
同じく予選から勝ち上がったダニエル太郎(エイブル)だったが、2回戦で第31シードのファビオ・フォニーニ(イタリア)に7-6(1)、2-6、6-7(5)約3時間(公式試合時間は2時間51分)で惜敗した。
女子シングルス3回戦で大坂なおみ(フリー)は対戦相手のカロリーナ・ムチョバ(チェコ)が左腹部のケガで棄権したため、不戦勝でベスト16になった。
大坂は4回戦でアリソン・リスク(アメリカ)と対戦する。
西岡対ハリス、大坂対リストの試合は3月28日の13時頃になった。(日本時間29日火曜日朝2時ごろ)
西岡の試合はNHKBS1 大坂の試合はDAZNで生放送予定だ。
西岡vsハリスの対戦成績は0勝1敗。ハリスは2回戦で第12シードのD・シャポバロフ(カナダ)を6-3、6-4で下している。
西岡良仁 シード破り32強
厳しい予選を勝ち抜いた西岡、本戦1回戦では、同じ予選勝者のエミリオ・ゴメス(エクアドル)に6-2、6-7(2)、6-1と競り勝ち、第24シードのD・エバンズ(イギリス)と対戦。対戦成績は西岡の3勝0敗。負けたことがない。
ところが、序盤からピンチの続く西岡。3-2から4ゲームを連取され、第1セットを落とした。
第2セット
バックのクロスパス決め、初のブレーク、2-1とリードする。
西岡、3-2のサーブでは15-40とピンチ、デュース2回の末に4-2とナイスキープ。
5-4、西岡のサービング・フォ・ザ・セット、
攻められるが逆転のパスを決める。
40-15のセットポイント、前に出てボレーを決め、6-4で第2セットを取り返した。
西岡のプレーはこのセットミスがほとんどなく完璧だった。
ファイナル・セット
20回は越える長いラリー戦、バックで逆を突き、ロブなどを混ぜ3-3とキープ。
エバンスのサーブ、 3回目のデュース、クロスに入ってきたファースト・サーブをバッククロスでリターン・エースを西岡は決めた。
なんとエバンスはダブルフォルト、西岡が4-3とブレークする。
エバンスのフォアに回り込むであろうリターンを読んで逆にTへサービス・エースなど決め5-3とキープ。
エバンス3-5のサーブ、リターン・エースなど決め0-30。
30-30からエバンスのドロップ・ショットをバックでストレートに決めマッチポイント、
エバンスのサーブ&ボレーは僅かにロング!!!!!!
西岡が32強を決めた。
「久しぶりにマスターズで3回戦!
次はハリス選手と対戦!」西岡Twitter
久しぶりにマスターズで3回戦へ!
次はハリス選手と対戦します! https://t.co/vws5pjHUjq— YOSHIHITO NISHIOKA (@yoshihitotennis) March 27, 2022
西岡靖雄コーチTwitter
西岡良仁 全成績
3/21付全日本人男子ATPランキング
ATP暫定ランキング(非公式)
大坂なおみ16強
大坂、4回戦ではアメリカのアリソン・リスク(50位、31歳)と対戦する。二人の対戦成績は1勝1敗
大坂なおみ全成績
WTA暫定ランキング(非公式)
ATP:Miami Open presented by Itau
WTA:Miami Open presented by Itau
96ドロー、ハード
3/21 - 4/03, 2022
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TennisTV
西岡良仁、ダニエル太郎本戦入り
男子本戦ドローnet版
男子本戦ドローPDF
西岡良仁、ダニエル太郎、望月慎太郎
男子予選ドロー
ダブルスドロー
大坂なおみ、土居美咲出場 予選から本玉真唯が挑戦
女子ドローnet版
記事:塚越亘 塚越景子 写真: H.Sato