ATP1000、WTA1000男女共催大会の「Mutua マドリードオープン」。
女子シングルス2回戦で大坂なおみ(フリー)が47位のサラ・ソリベス トルモ(スペイン)に3-6、1-6で敗れた。
左足のテーピングが痛々しい大坂。
「試合中は感じなかったが、コートを出る時にちょっと足を引きずったような感じがした。
プレー中は感じなかったが、体が冷えてくると、だんだんひどくなってきた」と1回戦勝利後にアキレス腱の異変を感じたと言う。
この程度の痛みはアスリートにとってよくあるものだとして、試合に臨むが、
「自分のやりたいプレーができなかった。
うまくできると思っていたことができず、自分でも何をすればよいのか、よくわからなかった」とソリベス トルモの粘り強いテニスを崩すことはできなかった。
大坂の次の出場予定大会は5月9日からのイタリアンオープン。そして5月22日からは全仏オープンだ。

大坂なおみ攻め続けたが
ソルベス トルモにまた敗れた

二人の対戦成績は大坂の2勝1敗。
だが、直近の2020年2月の国別対抗戦フェドカップ(現BJKカップ)スペイン戦で日本のNo.1プレーヤー大坂はスペインのNo.2プレーヤーのソルベス トルモに0-6、3-6のストレートで敗れていた。
1回戦で第13シードのA・パブリュチェンコワを6-3、2-6、6-3のフルセットで破っているソリベス トルモ。
第1セット、先に大坂はサーブを落とすが、直ぐにブレーク・バック、2-2とする。
しかし、第5ゲームを再びブレークされると、第9ゲームも落とし、3-6で第1セットを落とす。

20回を越えるラリー戦が何度もあったが、
深いムーンボールやスライスを織り交ぜて返すソルベス トルモ。
大半は攻めきれず大坂はストレートで敗れた。

大坂なおみ2回戦ハイライト動画

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大坂なおみ ソルベス トルモ

記事:塚越亘 塚越景子 写真:Mutua マドリードオープン