8月4日、アメリカ、ワシントンDCで行われているATP500 「シティ・オープン」。
ギリギリで本戦入りした西岡良仁 (ミキハウス)の快進撃が止まらない。
前週の準優勝者、優勝者と連破した後、3回戦では昨年の東京オリンピックで敗れた第7シードのカレン・カチャノフ(24位、ロシア)を7-6(2)、7-6(1)で破りベスト8進出を果たした。
ツアー大会で西岡が8強入りしたのは2月のATP500アカプルコ以来で16回目。
準々決勝に進出した西岡は第3シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)を破った第16シードのダニエル・エバンズ(イギリス)と対戦する。
その試合は8月5日。8月5日 オーダー・オブ・プレー 12時開始の第3試合なので16時ごろ。(日本時間だと6日朝の5時ごろだろう)
その試合は: WOWOWオンデマンドライブ配信で視聴可能。
ワシントン500ベスト8へ!久しぶりにこのレベルで勝ち残ってる… pic.twitter.com/vvbAj2LlZM
— YOSHIHITO NISHIOKA (@yoshihitotennis) August 4, 2022
西岡良仁 セカンド0-3
このセット捨てるつもりだったが、挽回
<<3回戦>>
◎西岡良仁 7-6(2) 7-6(1) ●K・カチャノフ
1回戦では前週のATP250アトランタ大会で準優勝しているアメリカのJ・ブルックスビー(37位)を6-4、6-3で破り、続く2回戦では、そのATP250アトランタ大会でツアー6勝目をあげたばかりの第11シードのA・デミノー(オーストラリア)をマッチポイントを握られながらも3-6、7-6(6)、6-2と逆転勝ちしたので、今年のアトランタ裏優勝は僕。ATPポイントを250点プラスして欲しい‼とツイートした西岡。
3回戦でカチャノフと対戦した。二人の対戦成績は西岡の0勝2敗。直近では、昨年の東京オリンピック1回戦で対戦、6-3、1-6、2-6と逆転負けしていた。
西岡のサーブで始まる。
30-0から30-40とブレーク・ポイントを握られる展開。
2度ブレーク・ポイントを握られるが、なんと5回のデュースの末にオープニングゲームをキープする。
混戦が続くが、第10ゲームで西岡が4度セットポイントを握る。
しかしカチャノフが4度のデュースの末に5-5とキープ。
タイブレークに縺れる。
2度のミニブレークに成功した西岡が6-2とセットポイントを握る。
ラリー戦後、スルスルと前に出て西岡がボレーを決め、7-2で第1セットを取った。
第2セットは0-3。
このセットは諦め、捨てるのか?と思われたが、
「捨てる予定でしたが、
なんかセカンド取れちゃいました❕」と西岡。
暑さの中、どちらに転んでもおかしくない凄い混戦が続くが勝者は西岡良仁。立派な勝利をあげた。
Moving on through 👏@yoshihitotennis upsets 7th seed Khachanov 7-6 7-6 to reach his first quarter-final since February!#CitiOpen pic.twitter.com/KCA6CFgZgg
— Tennis TV (@TennisTV) August 4, 2022
混戦の詳しい試合の様子はWOWOW見逃しライブ:西岡良仁vsカチャノフで。
開催日:8/01 - 8/07 2022
会場: Rock Creek Park Tennis Center
現地時刻(時差 -13時間)
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第1シードはA・ルブレフ、第2シードはH・フルカチュ(ポーランド)、第3シードはT・フリッツ(アメリカ)、第4シードはR・オペルカ(アメリカ)、第5シードはG・ディミトロフ(ブルガリア)、第6シードはD・シャポバロフ(カナダ)、第7シードはK・ハチャノフ
オーダー・オブ・プレー
ライブ スコア
2022/08/01付 全日本人 男子ATPランキング
最新予想ATPランキング(毎日更新)、西岡良仁79位にカンバック。
記事:塚越亘/塚越景子 Photo:ATP500 Citi Open