今年最後のグランドスラム大会 2022年「USオープン」。 本戦は8月29日(月)から始まるが、その予選が1週間前の8月23日(火)から始まる。
22日(月)に予選のドローができたが、今年のUSオープンはコロナ禍やウィンブルドンでの成績がランキングに反映されなかった影響などを受け、例年なら300位以内ならギリギリで入れた予選も200位以内でないと確実には入れない非常に厳しいものとなった。
8月1日付けのランキングで239位の綿貫陽介(フリー)は現時点ではウェイテングリストの5番目だ。
奈良くるみ(安藤証券)はウェイテングリストの1番目、予選1回戦で決場者が出た場合出場できる。予選1回戦全てが終わるまで会場で待機しプレーできることを祈るしかない。
そんな訳で厳しい予選に出場できる男子は内田海智(富士薬品)のみ。
女子は土居美咲(ミキハウス)、内島萌夏(フリー)、本玉真唯(島津製作所)、内藤祐希(亀田製菓)、日比野菜緒(ブラス)の5人。合計6名の日本人プレーヤーが予選から挑戦する。
8月23日予選初日には、11時(日本時間23日真夜中)から始まる第2試合に本玉、第3試合に土居、内藤の3選手が試合に入った。8/23予選初日 オーダー・オブ・プレー
予選は男女とも128ドローで争われ、3回勝ち上がった各16名が本戦出場権を手にする。
29日から始まる本戦男子には、西岡良仁(ミキハウス)、ダニエル太郎(エイブル)の2名。錦織圭(ユニクロ)は不出場。
女子は大坂なおみ(日清食品)一人のみ、計3名が本戦から出場する。
今年のUSオープン
本戦も予選もカットが高い
「US OPEN🎾
本戦の5番アウトなので今年は予選からになりそうです👊」土居美咲 Twitter
女子予選ドロー
US OPENに来ています🎾
現時点では本戦の5番アウトなので今年は予選からになりそうです👊
明日もう1日、良い調整をして試合に挑みたいと思います‼️@usopen #usopen#usオープン pic.twitter.com/wbabbaYqAZ— Misaki Doi 土居美咲 (@MisakiDoiTennis) August 22, 2022
「今年のUSオープン、予想以上にカットが高く綿貫陽介は予選にまだ入れていないです。
練習は西岡良仁選手と!
予選にまだ入れていないですがそこは神のみぞ知る。
日々の積み重ねと成長を目指して頑張ります。」綿貫敬介コーチ Twitter
男子予選ドロー
賞金総額$60,000,000(約82億円)
会場:USTA Billie Jean King ナショナルテニスセンター
NY現地時刻 (時差-13時間)
本戦:8/29 - 9/11,2022
シングルス賞金(男女同額)
優勝:$2,600,000(約3.6億円)
1回戦:$80,000(約1100万円)
予選決勝ラウンド:$44,000(約500万円)
予選1回戦:$21,100(約250万円)
賞金ブレークダウン
記事:塚越亘 塚越景子 取材協力&写真: 高田 充